2017/11/30

すやき








































今月も素焼きしますよー。(陶芸教室)



黄色い土は「五斗蒔土(黄土)」です。

志野焼の作品のために使っています。

年に一度の志野焼の季節なので、五斗蒔土率高し。





お雛さまがいくつか出来ていますね。

窯焚きの関係上、季節を先取り!

お雛さまがすべて焼きあがったら、写真を載せますね。


みなさん、来月は釉掛け三昧ですよー!

世路史句




2017/11/20

みち





「すべての道はどれも同じである。

どこかわからないところに行くだけだ。

しかしながら、その道に心がなければ、少しも楽しくはない。

反対に、心のある道なら、そこには安らぎがある。」





「心」ってなんだろうにゃ~。



いやいや、久しぶりに カルロス・カスタネダの

「時の輪」を読み返して、20代の「あの時」のことが

心に浮かんできました。



まだまだやきもの(陶)の道に行くとは露ほども思っていない、

赤坂にあるスペイン料理屋で働いていた時。

千代田線赤坂駅を降りたところにある本屋で、出勤前に

ぶらぶらと書棚を見ていた時に目に飛び込んで生きた本。

本の頁の端を折るのなんて今ではしないけれど、

たくさん折ってあって、その頃の私が何を感じていたか、

ほぅほぅ、と思いながら読みました。


先のことなんて、何が起こるかわからないものです。




などと真面目に考えていても、猫の眠りにはかなわない。


あ、眠たくなってきた…。







「しかしだからといって、その道を好きにならなくては

ならないというものでもない。

ただ楽しく旅ができるというだけのことだ。

そういう道に従っているかぎり、戦士はその道とひとつになる。」




2017/11/19

ぽっと





ご注文いただいたポットが出来上がりました。

「たっぷりお茶が入るポット」

というご注文だったので、大きめに作りました。


大きく作ると重さも気になるので、なるべく軽くなるように

削って仕上げました。



























お茶を入れるとその分重さが増すので、しっかり握れるように、

熱いものを入れるので、手が本体に触れて熱い思いをしないように

と、考えつつ取っ手を作りました。


もうすでにお渡ししていて、後日「使い易くて重宝しています」

というお言葉をいただいてホッと安心。

そしてウレシイ。






2017/11/13

ぬの




い~ら~か~の な~みぃ~とぉ~ く~も~の~な~みぃ~



鯉のぼりの歌は、こちらの方が好き。



いや、鬼も笑っちゃうくらい先取りの、端午の節句を題材と

した展示を見させてもらいました。




和の古布を使って色々なものを作られている教室の、

先生と生徒さんが陶芸教室に通って下さっているご縁で、

毎年展示を見させてもらっています。





鯉盛りっ!







六地蔵は陶芸教室の生徒さん。

お地蔵さんが乗っていらっしゃる台は、陶芸教室の時に

作られました。

愛らしい表情だのぅ。ほっこり。









































奥に写っている晴れ着は、80年前のものだそうです。

大切に、保管されていたのですね。



ほれにしても、みなさん多才です。

生徒さんなんて言っていても、みなさんから学ぶことが多いです。

本当に幸せなことで、わしも精進いたします!





2017/11/10

ももとせ





祖母が今年100歳になりまして。

特養に入所しているので会いに行ってきました。



色々あって、祖母には何十年も会えずにいましたが、

ある日、夢でお告げがあって再会できることになりました。


どんな夢かは、長くなるのでここでは割愛しまーす。




足腰も弱り、耳も遠くなっていますが、記憶や思考がはっきり

していて、美容やオシャレにも気を使っています。

ほがらかに笑って、久しぶりに会う私にも想い出を分けてくれました。



祖母が生きていてくれることで、伝えてくれることがたくさんありました。


生きていることに感謝する日々です。





顔の大きさについての意見は受け付けませんヨ。








2017/11/07

できあがり




小学校2年生の子供たちが、陶芸体験に来てくれた時の

作品が焼き上がりました。




1年生の時にも来てくれた子供たちもいて、

その成長ぶりに親御さんも驚き、喜んでいらっしゃいました。





色は指定してくれた通りに釉薬を掛けたけれど、

気に入ってもらえたかな。



と心配していたら、このドラ〇もんの土鈴を作った

男の子が、家に帰ってからお母さんに、

「思った通りの色にできてる!」

と言ってくれていたそうです。





嬉しいこと言ってくれるねぇ。(涙)








餃子はこのように焼き上がりました。









夢に出てきそうな…。


また来年も来てくれる予定になり、今からとっても楽しみです。

ありがとうございました!









2017/11/02

ちゃわん




続々と作品が焼き上がりましたよー。

こちらは、高校の茶道部の生徒さんの体験作品。

抹茶茶碗が出来上がりました。


伊羅保(いらぼ)釉で仕上げました。

緑のお抹茶が映えるでしょう。




作っている時の生徒さんの

「わー!」

「きゃー!」


と言う声がよみがえってきます。





器もおしゃべりするのですよ。