初句会はコザの街へ出掛けました。
映画「宝島」のワンシーン、コザ騒動の舞台になった街を散策してみようと、
当番の私が計画しました。アイデアは句友から。
東洋最大の空軍基地と言われる嘉手納飛行場への入り口(ゲート)がある
コザゲート通り。
沖縄戦が終わって、アメリカ軍関係者が多く出入するこの地域は、戦後沖縄で
最も栄えた地区です。米軍関係者のための飲食店、衣料品店、質屋、
ストリップ劇場など今でも残っているお店もあります。
看板も英語だったり、異国情緒を感じられる通りです。
そこにある「沖縄市戦後文化資料展示館 ヒストリート」へ行き、
当時のコザの様子や戦後の沖縄の歩んできた道を、貴重な資料とともに
見ることが出来ます。
ボリュームがたっぷりで全て読むことが出来ませんでしたが、また訪れて
続きを見たいと思います。
お昼ごはんの候補がいくつかあったのですが、その一つ
「大衆食堂 ミッキー」
沖縄料理など、豊富なメニューがあって、地元の人々や
観光客にも人気です。
しかし!この日はこんな張り紙がされていました。
女将さんが一人で切り盛りしているので、仕方ない。
お大事になさってくださいね~。
気を取り直して別の候補である「Cafe OCEAN」へ
こちらのお店は1967年から営業していて、Aサインバーとして
営業されていました。今では美味しタコスなどをいただける
(もちろんお酒も)レストランです。
当時のAサインのお店で今でも営業しているところはほとんどありませんので
貴重なお店です。
食事の後は私のおすすめ映画館「シアター ドーナツ」のカフェを
お借りして句会を開きました。
写真を撮り忘れましたが、とてもよい雰囲気で、良質なドキュメンタリー
などを上映しています。
扉を隔てた向こうでは映画を上映している。
いつもと違う感覚ですが、皆とても集中して句作して、句会も無事に
行うことができました。
今では沖縄の中心、繁華街は那覇の国際通りあたりになりましたが、
沖縄戦後の中心はコザにありました。
今は少し淋しい雰囲気ですが、
また街を元気にしようと奮闘している人々がいて、その静かな力を感じました。
異国語の看板青き冬の街 由起