2026/10/14

かし

 






あっという間に一か月が過ぎます。

「8月が過ぎたらもう年末」と、某ラジオのパーソナリティーが

言っていましたが、本当にそんな気持ち。


今月ののひな千明先生の琉球りょうり講座は「琉球菓子」


みなさんご存じ「サーターアンダーギー」と

こちらはあまり知られていないとは思いますが

「タウチーチャオ」というその名の通り中国から伝わったお菓子です。

形が鶏のとさかににていると言いうことが語源だそうです。


サーターアンダーギーは作ったことがありませんが、

沖縄には「サーターアンダーギー」自慢のお店はたくさんあります。

どこのが一番というのは甘味はあまりいただかない私はわかりませんが、

あの方が作ってくれたものが美味しい!というのはあります。

残念ながらお店ではないのでご紹介はできませんが、それなら自分で

美味しいものを作ることができたらおすすめできます。



まずはサーターアンダーギーのタネを作って寝かせておくことから

始めます。


次に、タウチーチャオの包み方の練習!

なかなか難しいので千明先生が用意してくれた粘土で練習します。

みんな真剣。

そうしてある程度練習してから本番へ。


 













みなでワイワイと楽しみながら包みました。








それぞれじっくりと揚げていきます。

サーターアンダーギーはある時「ポッ」と割れていくのですが、

それを「笑う」と表現する沖縄の人々の感受性がとても素敵🎵

外はカリカリサクサク中はふんわりと、美味しくできました!


その他に「フーチバージューシー」と

「うりずん豆とオクラのシークワーサー和え」も課題でありましたが、

タウチーチャオの包み練習が時間がかかってしまい、助手の先生が

全員分作ってくださいました。

ありがたし。

いつもよりバタバタの試食でしたが、達成感でホコホコしたお顔の

みなさんと楽しくいただきました。


2026/09/30

しゅりじょう

 









首里城の復興が進み、11月には一般公開される予定です。

色々なイベントが行われていきますが、こちらの展示が

「沖縄県立博物館・美術館」で行われていたので過日

出掛けてきました。
















金箔をあしらった美しい額です。

漆職人の方々の技術の結晶です。







「中山世土(ちゅうざんせいど)」とは

「琉球は中山王が代々治めていく国である」

という意味で、中国・清時代の康熙帝から尚貞王へ下賜された御書を

元に琉球で作られた木製扁額です。

実物は沖縄戦で焼失されましたが、その後復元されました。

しかし2019年の火災でまた焼失し、また新たに復元されました。













文字の形も角の丸みなどにこだわり研究されていました。



11月23日の正午に正殿の一般公開が始まります。

入場には事前予約が必要とのことです。


私もほとぼりが冷めたら訪れたいと思います。








2026/09/26

みぬだる

 





今月ののひな千明先生の琉球料理講座は


「ミヌダル」「ソーキ汁」「黄金芋のジューシー」

「ゴーヤーの梅酢漬け」



「ミヌダル」は、豚に黒ゴマペーストを塗って蒸した宮廷料理。

今はお祝いの時や東道盆に作られます。

上の写真の黒いかたまりです!見た目は黒々としていて

「何!?」といった印象ですが、食べるとおいしい~。


今回のテーマは「うるまの海ぶた」

講習が行われているのはうるま市にある「うるマルシェ」という

地元の野菜や魚、畜産物などが販売されている施設に併設されている

キッチンスタジオで、そのうるま市に所縁のある「海ぶた」を

使った料理です。

「うるまの海ぶた」には、戦後食糧難の沖縄に幾多の苦難を越えて

ハワイからやってきた豚たちの物語があります。


そのお話を千明先生が語ってくれつつ、お料理をいただきました。





















「ソーキ汁」は豚の骨付き肉の出汁をふんだんにいただく料理。

茹でこぼしをして丁寧に洗って出汁を煮だしていきます。





















そこにカツオ出汁と昆布出汁を加えていくので、出汁の海!

深く優しい味でした。

この季節は冬瓜を入れますが、冬は大根をいれたりするそうです。



またお家でも作ろう!

ごちそうさまでした。





2026/09/25

げっとう

 





月桃。沖縄では「サンニン」の名前で呼ばれることの方が多い。

通年で葉っぱは青々としているけれど、この白い花房が出て、花が咲くのは

4~6月頃。


ムーチーと呼ばれるお餅を蒸かすのに、月桃の葉っぱでくるまれたり、

お茶や化粧水などなど、色々な役割を担っている。



今回は染色。

織物の先生の工房に生えている月桃をいただき、染料を煮だしていきます。














主に根の部分を細かくして、ぐつぐつと煮立てます。

2回に出して濾してから、糸を入れます。







染料で染めた後、色を定着させる媒染剤に入れるのですが、

以前私が記録していたものが間違っていたようで、この色にしようと

思っていたものと違う色になりました。

前回は鉄媒染だったはずがミョウバンと記録していたので、

こんな素敵な桃色になりました(笑)

ちなみに鉄媒染だとグレーがかった紫でした。


媒染剤でも色は変わりますが、生の植物を使っているので毎回同じ色とは

いかないかもしれない。それでも草木染はそこがいいなぁと思います。













ランチョンマットの裏地を織ろうと思って染めたのですが、

思った以上に素敵な色になったので、リバーシブルにしよっと🎵






2026/09/12

きかい

 























台風の近づいていたある日、里前とともに

北谷町立博物館で開催中の「佐藤健寿展 奇界/沖縄」

を観に行ってきました。


写真家の佐藤健寿氏が、20年間にわたり世界中を旅して記録した

不思議な景色や人々の写真。





















120か国以上を旅して写した風景。

見たことのない景色、建物、人々の習慣。

一生かかっても見られない、出会えないこの世界中のものたちの

ことに想いを馳せながら観ていました。










沖縄で写した作品も展示されています。

















日本各地の写真もあります。

以前訪れたことがある「軍艦島」も内部まで見ることが出来ました。























日本にも知らない景色や祭りがあるのですね~。




















この世の全てを見ることはかなわないけれど、

想像する楽しみは人に与えられた豊かさなので

写真を眺めながら想像の旅に出かけてみるのもよいですね。


9月23日まで開催中!





















2026/08/27

きゅうぼん

 





沖縄ではこの時期、島中が旧盆のことに集中している。

沖縄では旧暦のお盆に行われる行事で、毎年日程が変わります。

今年は8月25日~27日の3日間。

台風18号に当たってしまいましたが、最終日のウークイはなんとか

台風も去ってくれました。



今月の千明先生の琉球料理講座は

そんな旧盆でウークイの日に仏壇に供える重箱料理を教えていただきました。





















全ての料理を最初から用意するには2日間くらいかかってしまうので、

千明先生が事前に多くの仕込みをしてくれていたので、あと一歩のところを

皆で協力して作っていきました。







昆布や豚の三枚肉は切り方を教えてもらい(これがなかなか難しかった!)

あらかじめ用意してくださった出汁に入れて煮込みます。






















おせち料理の重箱とはまた違うものを詰めますが、

詰めるものも詰め方も決まっています。






















形よく揃えて詰めていく。


自分で作る機会はそうありませんが、ご先祖様を大切にして、

この旧盆で帰ってきてくれることを喜び、おもてなしする気持ちが伝わる

沖縄の風習だと思いました。



きれいに詰めたお重を崩すのは勿体なかったですが、一緒に作った

みなさんと分けながらワイワイ話しつついただくのは美味しく

嬉しいものでした。



2026/08/10

かほ

 


























台風13号が沖縄・奄美地方をゆっくりと横切っている間、

ヤーグマイ(家籠り)しながら村上春樹さんの新刊をじっくり

楽しむことが出来た。


雨が強く窓に打ちつけて、時折「ゴォーーーッ」と風が空気をかき混ぜていく

音をBGMに、村上春樹さんの世界で私も生きていた。


「夏帆 −The Tall of KAHO−」いう題名の今回の小説は、イラストレーターで

絵本作家の夏帆に起こる様々な事柄を、村上春樹さんの唯一無二の

筆致で描かれた長編小説です。


3年振りの長編新作で、本屋さんで見かけたら条件反射に買ってしまう。

同じ時代に生きて、新作が出るのを楽しみにして、

それを手に取って読めるということは幸いである。


他には宮本輝さんと沢木耕太郎さんしか今のところいないなぁ。


ということで、宮本輝さんも最近新作を出されたので

次はそちらの世界に没入します🎵