2026/05/13

こっか

 






今月の吟行は、名護にある「津嘉山酒造所」の見学!


梅雨入りした沖縄、この日も朝から雨。

句友が運転してくれる車で出かけました。


名護に着くころには雨脚も弱まり、小さな路地(スージグヮー)

を入っていくと古き立派な門がありました。


津嘉山酒造所は、沖縄で唯一あの激しい戦火をくぐりぬけて

残った場所で、国の登録有形文化財に指定されています。


























建物も、修理しながら昔の面影を保っています。

庭の黒木(黒檀)は、樹齢約100年になるそうです。





















昭和57年に酒造は一時中断されましたが、平成3年に再び

醸造を始めて今日までいたりますが、全て手作業で、ラベルも一枚

一枚手で貼っているとのことです。

写真に映る男性は酒造所の方で、なんとも面白き人でした。

高速説明で、しかしとても興味深いお話を聞かせてくれました。

前に何度か訪れたことのあるという句友が、最初は驚いたけれど

クセになると言っていた意味が分かります。

お昼のお店の予約をしてくれていた彼女は、終わらないお話に

ヤキモキしていたことでしょう。


この日はたまたま私たちの先に見学に来られたかたが、

名護市役を設計した建築家の方で、改修のための打ち合わせに

東京から来られたとのことで、お話に花が咲きました。

名護市役所は外観が遺跡のような雰囲気があって、沖縄の名建築の

中にも入っている建物です。

今度ゆっくり見学したいです。


津嘉山酒造所で作られている「國華(こっか)」という泡盛の

試飲もさせていただきました。

「30度」「43度」「43度の古酒」

とても香りが豊かで華やかでおいしかったので、みんなで

ぞろぞろ買って帰りました。




















この夜はみながそれぞれお家で晩酌したもよう。


若葉雨 戦禍くぐりし酒造所に   由起




2026/04/29

さんぐわちゃー

 






平安座島の伝統行事「サングワチャー」に行ってきました。

旧暦の三月三日から五日までの三日間行われる三月行事です。

旧暦三月三日は沖縄では「浜下り」という女性が海に足を浸して穢れを

落とすという行事の日にあたります。

平安座島ではそこに豊漁と漁の安全を祈願した祭祀を合わせた行事になります。


2日目のトゥダノイユーを見学します。




















海人からノロに魚が奉納され、それをノロが銛で付き、掲げて

三線に合わせて唄い踊ります。























最後はみなでカチャーシーです。


その後は「ナンザモーイ」と言って、平安座島の東の沖合500メートル

ほどの所にあるナンザという岩を目指して海の中を歩いていきます。

普段は渡れませんが、この日は干潮に合わせて膝下ほどの潮位になった海を

ザブザブ渡ります。





















里前の背中を負いますが、結構岩やサンゴでゴツゴツしているので、

転ばないように下を見ながら必死で歩きます。

時々ナマコがいたり、天然のモズクもあったりするので踏まないように。









ナンザに着いたら、岩の先にある祈りの場所まで登っていくのですが、

とても狭いところなので、地元の方々や企業の方々に道を開けて

下のほうで待っていました。(登るのはいいが降りるのが不安でもあった)










あの旗の奥に細道があって、岩の先でニライカナイに向け供物を捧げて

豊漁の祈願をするそうです。























地元の小中学生が、この魚の神輿を担いで海を渡ってきました。

普通に歩くのだけでも大変だったのに、すごいな~。



平安座島に生まれて海人をしている里前の航海安全と豊漁を

祈りました。



海の中を歩くのは大変!筋肉痛になりました…。




2026/04/21

よぶこ

 





日にちが開いてしまいましたが最終日!


嬉野温泉から北へ北へ車を走らせて、唐津にある名護屋城へ向かいます。


名護屋城は豊臣秀吉が朝鮮出兵のために拠点として建てた城で、

その周りにはそうそうたる戦国武将たちの陣屋跡もあります。


最終日は快晴で、天守跡からの眺めは最高!でした。





















ここから遠い朝鮮半島を目指し、その先の大陸を見据えていたのかぁ。

夢半ばで秀吉はこの世を去ります。






















桜は八分咲きというところでしたが青空に映えて美しかったです。

唐津にきたらも少し足を延ばして呼子へ!

20年くらい前に訪れて、呼子のイカをいただいてから、

またいつか呼子にイカを食べに行きたいと思っていたことが叶いました。






















大行列になっているお店には時間的にも入れないので、

近くにある市場で生きているイカを捌いていただいて、市場の中の

テーブルにていただきました。

透明な実がコリっと甘くておいしかったです🎵



平和に楽しく旅ができて本当に感謝しております。

また、みなが旅や日常を何の心配もなく過ごせますように。




2026/04/13

うれしの

 





嬉野温泉街へ着いて、お宿にチェックインしてから、

近くにある「轟の滝」へ出掛けました。

同じ名前の滝が沖縄にもあるのですよ。


桜の名所としても有名で、たくさんの桜の木があり散策するには

とても良い場所です。

小雨降る中ですが歩いていると、「うれしの茶交流館チャオシル

という建物に巡り合いました。

嬉野はお茶の産地として有名です。

静岡生まれの私としてもお茶には興味ありなので、立ち寄らせていただきました。






お茶の歴史などの展示もあり、喫茶コーナーでは数種類の嬉野茶が

300円でいただけます。

ポットにたっぷりのお湯と、それぞれ急須などの茶器をご用意いただき、

美味しいお茶の淹れ方が書かれたものを見ながら自分で淹れます。


美味しいお茶をいただいた後はお宿に戻り温泉につかってのんびり過ごしました。


お宿には有田、唐津の名工3名の作品が展示されていて、美術館に行ったような

お得な気分になりました。


14代 今泉今右衛門氏














14代 酒井田柿右衛門氏























13代 中里太郎衛門氏






















3名ともに人間国宝です。


あと一回つづく!



2026/04/12

ありた

 






2日目は生憎の雨模様。

それでも元気に出発!

今回はだいぶ運転も慣れてきた(と思う)私がハンドルを握ります。

高速道路以外は大丈夫。


宿泊したお宿から有田地区までは車で30分くらいでした。


まずは「有田陶磁美術館」へ。

















有田焼の名品がたくさん展示されています。





























昔の陶工たちの素晴らしい手技に感動します。

里前もしきりに感動して、有田焼の虜になっていました。

海外に向けての輸出品も作られていたことから、モダンなデザインの

器もありました。










こちらは指輪をかける器ですって。素敵~。






















その後は「深川製磁 本店」へ。





















宮内省御用達の名品を作り続けるお店。

目玉が飛び出るくらいの高価な器もありますが、手頃な器も置いてあります。

じっくり選んで何点か購入いたしました。



その後は「陶山神社」へ参拝。

境内にも桜の木が植えられていて、満開の桜を楽しみました。






















雨はしとしと降りますが、お次は「泉山磁石場」へ。





















17世紀の初めに朝鮮から連れてこられた陶工「李参平」が

磁器の原料となる陶石を発見し、有田で日本で初めての磁器が

誕生しました。

約400年採掘されてきましたが、無限ではない資源ですので枯渇し、

有田の磁器の原料は今では熊本県の天草から調達されています。(天草長石)
























李参平がこの地に来て、どのような思いで生きていったのかしら。

当時の人々の息吹を掬い取りたく見つめていました。



有田焼の町から後ろ髪をひかれつつ、嬉野温泉へレッツゴー!







つづく…




2026/04/11

さくらたび

 






今年も桜を求めて温泉のんびり旅へ行ってきました。

今回は長崎佐世保~佐賀嬉野温泉へ。


本当は嬉野温泉へ行ってから、佐世保へと考えていたのですが、

まさかの私のポカ。お宿の予約の日程を反対に予約していました。

それでも距離など色々な要素で特に問題なしだったのでホッとし、

急遽旅の予定を変更しました。


出掛ける前の天気予報チェックでは雨模様。

それでも福岡空港へ着いた頃には雨は上がり曇り空。

レンタカーを借りて博多ラーメンを食べて長崎へレッツゴー!


道々で桜が開花しているのが見え、よそ見しがちの里前を諭しつつ

桜と佐世保の海が見渡せる干尽公園へ。

穴場の公園らしく、人気もなく桜も満開で素晴らしい!







この頃には晴れ間も見え、桜が青空に映えている姿が見られました。





















この日は世知原(せちばる)温泉に宿泊。

佐世保港から山の中へと入っていきました。


翌日は有田へよりながら嬉野温泉へ♨