2026/06/14

ぎんこう

 








今月の吟行は糸満へ出掛けました。


まずは「シャボン玉石鹸 くくる糸満」 へ。


色々なイベントを行っていますが常設展示は無料で見学できます。

糸満の文化や海に関する事柄を、映像やパネル、実際の物などで

展示されています。

















糸満は沖縄戦の終焉の地であり、多くの命が奪われた土地です。

戦争の記憶を伝える史跡や施設があちらこちらにあります。





















実物のサバニも展示されていました。

お次は海ぶどうの摘み取り体験もできる「海ん道」へ























海ぶどう摘み体験はしませんでしたが、海ぶどうアイスを

食べたり、海ぶどう丼を食べる者あり、海ぶどうをお土産に

買って次の場所へ!

























「海ん道」に近いこともあり、「くくる糸満」の展示の中で紹介されていた

「具志川グスク跡」に急遽行ってみることになりました。

























具志川というと今のうるま市あたりのことかと思いますが、

この城は久米島の具志川城の按司(あじ:領主的豪族)が久米島を追われて喜屋武に

に逃げ延びて築いたと言われています。











石垣の向こうには海が広がっています。

景色が開けた時に、句会の皆「わーーーー!!」

と感嘆の声を上げました。

岬の断崖に築かれていて、崖の外側から石を積み上げていったようですが、

本当にどうやって積んだの?というくらいの絶壁です。























その後も喜屋武岬(写真撮り忘れた)やジョン万次郎が上陸した

大度浜海岸へも行きました。

ジョン万次郎は再来年大河ドラマになるそうですね。


























海の方ではない方角を指さしていたのでなぜ?と思ったら、

故郷の土佐を指さしているそうです。

決死の覚悟で上陸したジョン万次郎とその仲間は、沖縄の人々に

優しく迎え入れられたそうです。



故郷を指したる像や南風吹く    由起








2026/06/08

かみ

 






4回目のヘアドネーション。

前回は2024年の3月でした。


沖縄に来てから髪の毛が伸びるのが早くなった?

それにしても白髪も増えてきたなぁ。


カットした髪の毛は「JHD&C」というNPO法人に私は送って

いますが、その他にもヘアドネーションを行っている団体がありますので

各自調べて送ります。

色々作法があるのでまずは調べて、そして31cm以上カットできる

くらい伸ばす。


長くなってくると洗髪も大変になってくるから、これからあと何回

出来るかしら?と思いつつ、軽くなった頭をぐるぐる回しています。




2026/05/31

まーさむん


 




5月のまーさむん(おいしいもの)

千明先生の琉球料理講座は

「チッパン(キッパン)」を使った料理。

「チッパン」とは柑橘を砂糖で煮詰めて作った伝統菓子。


千明先生手作りのチッパンを使わせてもらって、

「ウミンスー」「鶏卵糕(チールンコウ)」

を作りました。





















チールンコウは琉球王朝時代には、王家や身分の高い人しか口にできなかった

というお菓子です。

その当時はとても貴重だった卵がたっぷり使われている蒸菓子です。

具材はシンプルだけど一つ一つの材料にひと手間がかけられていて

なかなか手間がかかるお菓子です。

チッパンを作るだけも大変なことです。






















チッパンと赤く染めた落花生を生地に混ぜ、上に飾って蒸し上げました。

ふんわりとしてチッパンのよい香りもしとてもおいしかったです。


ウミンスーは梅味噌という意味合いですが、味噌は使われていません。

梅の果肉にチッパン、白ごまやピーナッツバターを混ぜて作ったもので、

ちょっとしたお茶請けや、ご飯にも合います。


チッパンは今では那覇にあるお菓子屋さんのみでしか売られていないようで、

なかなか貴重なものでありますが、千明先生が作り方を教えてくれる機会が

あるかもしれないとのことなので、その時には参加したいです🎵










2026/05/24

びおす

 





晴れてはいるが、風が強くて海へ行くことを中止し、

急にお休みになった里前と、「ビオスの丘」へ行ってきました。


割と近所にあったけれど私は訪れたことがありませんでしたが、

以前行ったことがあるという里前に連れて行ってもらいました。


自然を生かしつつ作られた施設で、カヌー体験や水牛車に乗ることも

出来たり、池をめぐるクルーズなどもできます。





















こちらの遊覧船に乗り込み、スタッフの方の説明付きで池をぐるりと

巡ってきました。






















水面にはアメンボやトンボが飛ぶのを見られて、花々も咲いて

とても気持ちのよい風が吹いていました。


途中、東屋で琉球舞踊を舞っていてくれていました。










花々が咲き乱れ、とても気持のよい時間を過ごしました🎵

























2026/05/23

みそ

 







昨年9月に仕込んだ味噌が出来上がりました。

大体半年寝かせたら出来るのですが、3月に開けてみたところ

もう少し寝かせた方がおいしくなると判断してしばらくおいておき、

先日開けてから少しのカビを取り除いて、全体を混ぜたところ、よい

塩梅になっていました。
















今回は麦麹が半分なので、米麹100パーセントの味噌とはまた

違う味わいです。

色も濃い目ですが、それは小麦麹が醤油作りの原料だからです。

独特のコクがあって美味しいです!


石見焼の甕での初めての味噌づくり。

カビも以前より少なくてよい感じ。


また次の味噌づくりも楽しみです🎵




2026/05/13

こっか

 






今月の吟行は、名護にある「津嘉山酒造所」の見学!


梅雨入りした沖縄、この日も朝から雨。

句友が運転してくれる車で出かけました。


名護に着くころには雨脚も弱まり、小さな路地(スージグヮー)

を入っていくと古き立派な門がありました。


津嘉山酒造所は、沖縄で唯一あの激しい戦火をくぐりぬけて

残った場所で、国の登録有形文化財に指定されています。


























建物も、修理しながら昔の面影を保っています。

庭の黒木(黒檀)は、樹齢約100年になるそうです。





















昭和57年に酒造は一時中断されましたが、平成3年に再び

醸造を始めて今日までいたりますが、全て手作業で、ラベルも一枚

一枚手で貼っているとのことです。

写真に映る男性は酒造所の方で、なんとも面白き人でした。

高速説明で、しかしとても興味深いお話を聞かせてくれました。

前に何度か訪れたことのあるという句友が、最初は驚いたけれど

クセになると言っていた意味が分かります。

お昼のお店の予約をしてくれていた彼女は、終わらないお話に

ヤキモキしていたことでしょう。


この日はたまたま私たちの先に見学に来られたかたが、

名護市役を設計した建築家の方で、改修のための打ち合わせに

東京から来られたとのことで、お話に花が咲きました。

名護市役所は外観が遺跡のような雰囲気があって、沖縄の名建築の

中にも入っている建物です。

今度ゆっくり見学したいです。


津嘉山酒造所で作られている「國華(こっか)」という泡盛の

試飲もさせていただきました。

「30度」「43度」「43度の古酒」

とても香りが豊かで華やかでおいしかったので、みんなで

ぞろぞろ買って帰りました。




















この夜はみながそれぞれお家で晩酌したもよう。


若葉雨戦禍くぐりし酒造所に   由起




2026/04/29

さんぐわちゃー

 






平安座島の伝統行事「サングワチャー」に行ってきました。

旧暦の三月三日から五日までの三日間行われる三月行事です。

旧暦三月三日は沖縄では「浜下り」という女性が海に足を浸して穢れを

落とすという行事の日にあたります。

平安座島ではそこに豊漁と漁の安全を祈願した祭祀を合わせた行事になります。


2日目のトゥダノイユーを見学します。




















海人からノロに魚が奉納され、それをノロが銛で付き、掲げて

三線に合わせて唄い踊ります。























最後はみなでカチャーシーです。


その後は「ナンザモーイ」と言って、平安座島の東の沖合500メートル

ほどの所にあるナンザという岩を目指して海の中を歩いていきます。

普段は渡れませんが、この日は干潮に合わせて膝下ほどの潮位になった海を

ザブザブ渡ります。





















里前の背中を負いますが、結構岩やサンゴでゴツゴツしているので、

転ばないように下を見ながら必死で歩きます。

時々ナマコがいたり、天然のモズクもあったりするので踏まないように。









ナンザに着いたら、岩の先にある祈りの場所まで登っていくのですが、

とても狭いところなので、地元の方々や企業の方々に道を開けて

下のほうで待っていました。(登るのはいいが降りるのが不安でもあった)










あの旗の奥に細道があって、岩の先でニライカナイに向け供物を捧げて

豊漁の祈願をするそうです。























地元の小中学生が、この魚の神輿を担いで海を渡ってきました。

普通に歩くのだけでも大変だったのに、すごいな~。



平安座島に生まれて海人をしている里前の航海安全と豊漁を

祈りました。



海の中を歩くのは大変!筋肉痛になりました…。