2018/08/30

りゅうきゅう




サントリー美術館で開催中の

「琉球 美の宝庫」展を観に行ってきました。



よくぞこんなにたくさん残っていたなと思いましたが、

沖縄戦が無ければもっともっと素晴らしい美術・工芸品が残って

いたのだろうなぁ。



染色、織物に興味のある私は、やはり「琉球の染色」ゾーンに惹かれました。

草木から染み出す色を布に移して、こんなにも素晴らしい紋様や型を

生み出していたなんて。

とにかく色が美しかった~。

もしもう一度人間に生まれてこられたら、染織を生業としたい。

もちろん今生では陶芸に邁進!



螺鈿も大好きなので、以前浦添市美術館を訪れた時にも出会った

作品にまた出会って嬉しく、夜光貝の輝きにうっとりしましたよ。




9月2日(日)までの開催です!

しかし、六本木は大都会じゃのーぅ。



2018/08/27

ろくろ




2日目は、小学校1年生の時から毎年来てくれている子供たちです。

3年生になってます!


今年は電動ろくろ体験をしてもらおうと、前日に思い立って準備しました。






















「うひゃひゃひゃひゃ~!」

と笑い声をあげながらろくろを廻しています。

土の感触が面白いらしい。

























そうそう、いい感じ! でも座ってやろうね。


可愛い小さい手から器の原型が生まれてきます。




「せいじ」というのは子供の名前ではありません。

釉薬の名前「青磁」です。

それぞれの希望を聞いて色を付けます。





以前、学童でろくろ体験したという子は、なかなか上手でした。



































今年は4名の参加でした。


電動ろくろはちぃと早かったかな?とも思ったのですが、

とっても楽しんでくれたようで嬉しかったです。







時間が余ったので、こんなものを作った子もいました。

スシ・・・


ご指定通りの色に仕上げられるよう、努力いたします!







2018/08/26

たいけん




学生は夏休み中、ということもあり、陶芸体験が2日続きました。

まずは高校茶道部のみなさんの陶芸体験から。


オーナーが見本の実演をしているところを見ている生徒さんの後姿。
























今回は10名の参加でした。

終始落ち着いた雰囲気で、和やかに進みました。

「ぎゃーー!!」

「ひぇーーー!!」


という声が聞こえてきませんでした。























友人の雄姿をカメラに収めていたり、声援を送ったり、

夏休みのよい想い出になりましたか?


出来上がりをお楽しみにー。




2018/08/21

とって




ご注文いただいていた、カップが出来上がりました。


青磁氷裂釉で、あとは沖縄っぽさを取り入れて、というご希望に

沿って作ってみました。


お気に召すかしら~。



それにしても、取っ手を付けるのは難しい。

持ちやすさがとっても大事だから、付ける位置(高さ)や

指の当たりかた、大きさなど、本体の形によっても変えなければならない。



今回は、持ちやすく仕上がっていると思います。


毎日使ってもらえるような器であるといいなぁ。





2018/08/18

なべわり





今回は、1273mの鍋割山の頂上を目指しました。


鍋割山は今回で3回目です。








































途中、沢の流れに涼を感じたり、樹々の緑が身体に染み込んできたり、

自然を感じる道を歩いて行きました。























マムシ草の実。きれいな色だけど、食べたらあかん~。





ゆらゆらする橋を渡ったり、景色を楽しみながら歩いていきます。







山の上は上下水道など完備してませんので、水の確保が最大重要事項になります。

山頂で使う水を、登山者が無理せず運ぶという助け合いがあります。

私も2リットルの水入りペットボトルを担ぎました。それが限界じゃ!








そうして色々なハプニングを乗り越え、山頂に着きました~。



鍋割山の山荘では、鍋焼きうどんを食べられるのですが、

途中でおにぎりを食べたりしていたらお腹いっぱいで、

缶ビールで景色を楽しみ下山を始めました。







下山を始めてしばらくすると、急に辺りが暗くなってきて、

雷鳴が轟き、雨が降り、目の前が見えなくなってきました。

登山用の雨合羽を持っていたので装着!


自然の力を思い知りながらも無事に登山口に着きました。



途中から別行動になっていた相棒とも合流して、ホッとしたのも束の間。



ぎょえぇえぇ~~!!



ヒルが靴下に付いてるやんけー!


厚手の靴下を履いていたので、幸い血ぃ~吸われていませんでしたが、

初めてのヤマビルとの遭遇にドキドキしました。


他の下山者が居るところからも、「ヒルぢゃーーー!」

と言う声が聞こえてきました。

ヒルは塩に弱いので、粗塩を掛けてサヨウナラ。




起伏に富んだ道、天気の移り変わりまでも体験できて、よい登山でした。



装備をしっかりしていくことが肝心!









2018/08/14

やま




昨日、山登りをして感じたこと。




自分の足で一歩一歩進まないと、誰も代わってくれないし、

先の方ばかり見ていてもしんどくなる。

目の前の階段、坂道を見つめて登るしかない。

時折休んで周りの景色を見たり、風を感じるとまた登れる。

登頂した時の達成感は素晴らしい。

でも、降りなくてはならない。

降りるときは慎重になる。

体力も登りで使って少し減少してきている。

とにかく、無理せず自分のペースで。

あんなに晴れていても急に天候が変わって雨と雷にあったりする。

登山口に到着した時は、ホッとする。



人生そのものだと思いました。


山登りリポートはまた後日!



2018/08/10

うん









































酔っぱらって帰った翌朝、目覚めて朝の光を浴びた玄関を見たら、

靴の周りに茶色いものが・・・。


ウン〇を踏んで帰ってきたようだ。


すごく久しぶりで、未だにそんなこともあるのだなぁと、

感慨に浸りつつ、靴を洗い、ごしごし玄関の三和土を拭きました。



朝から何をやってんだか。



このことを人に話すと、


「運がついた」



と、言ってくれることが多い。


うーん、「運」ってなんだろう。

「運」って大体「良い」ものとされているけど、「良い」「悪い」

では言えないもっと大----きな雲みたいなふわふわした流れも

ある風のような、目に見えないものですねぇ。


「運」に乗る


という言葉を聞くと、

「ネバーエンディングストーリー」の、アトレーユがファルコンの

背中に乗って空を飛んでいる場面が浮かぶ。




なにはともあれ、すっかりきれいになった玄関を見て、

清々しい気持ちになりました。



朝っぱらから「うん」「うん」言って失礼しました。






2018/08/06

えらぶ





73年前の今日、広島に原爆が落とされました。

安倍首相は、広島市で開かれた平和祈念式典で挨拶されたそうですが、

「核兵器禁止条約」のことには触れなかったとのこと。

日本はこの条約に、核兵器保有国と共に参加していません。

政治上の問題や、核保有国と非保有国との溝が一層深まる懸念がある、

などそれらしい理由をつけていますが、どうなんでしょう。





最近は沖縄に関する書籍を色々と、図書館で借りて読んでいたのですが、

先日、いつも私にたくさんの気付きをもたらす本を贈ってくれる人が、

また新しい本を贈ってくださいました。良い本をありがとうございます。





「神に守られた島」   中脇初枝 著


第二次世界大戦末期の沖永良部島を舞台にしたお話です。

島に生きるマチジョーと言う少年の目を通して、戦争のこと、

家族のこと、集落の人々との交流が語られています。


題名の「神」とは、特攻でアメリカの軍艦に突撃して命を落とした

兵隊さんのことで、戦時中、その人たちは「軍神」と

呼ばれていたことから、沖永良部島の上空を沖縄へ目掛けて

飛んで行く特攻機を見てマチジョーが「この島は守られている」と

思っていることを表しています。



後半、マチジョーはその人たちが「神」ではなかったと気が付くの

ですが、読んでいてたくさんの箇所で涙そうそうとなりました。



絶対に、もう二度と戦争はしてはならない!!

世界中でいまだに続いている戦争がなくなりますように。



えらでぃえらばらぬえらぶ島(選んでも選べない永良部島)




一人一人が選んでいくことが大事。

しっかり目を開いて、耳をそばだてて、考えなくてはならないです。