かまだし

窯出ししまして、まずまずの焼き上がりでした。

けれども、一窯全部、１００％満足いく焼き上がりには、
幾度となく窯焚いてきましたが、ならないのダス。

思ったよりも良かったり、期待していたけれどあんまり
だったり。

自分で良い、良くないと決めていても、見てくれる人に
よって、また見方が違うという経験を何度もしていると、
とにかく見てもらおう！という気持ちになります。

自分が良いと思っているものに見向きもされなかったり、
これはイマイチかな～と思っているものに人気が
集中したり。

十人十色なわけです。


大船（泥船じゃないはず）に乗った気持ちで、沖縄へ
持っていきますよー。

どうぞご覧ください。

ほんやき

素焼きをした後、釉薬を掛けて、これから本焼きです！


「ワッター　カナサ　ウチナー　ターチ」　に向けての、

最後の窯焚きです。




釉薬を掛けた時の色と、焼き上がった時の色がだいぶ違うので、
陶芸を始めたばかりの頃は頭がこんがらがりました。

この縁が赤くて、内側が黒い色は

縁は「飴釉」　内側は「白萩釉」

焼き上がるとこうなるはず！（写真は以前焼いたもの）

飴釉が少し流れたので、今回は薄めにしてみたのですが、
どうなることやら。
白萩釉がかかった下地には、ミンサー紋様を象嵌してあります。
釉薬が溶けるとまた紋様が見えてきます。



この灰色をしたポットは「黄瀬戸釉」をかけています。

焼くと…

こんな感じになる予定。

でも窯から出すまでは分かりません。


は～、どうなるか。は～。


窯焚き真っ最中にお届けしました。

（電気窯を使わせもらっているので、割と余裕があるのです）


後は窯の神様にお祈り。

どうか無事に焼きあがりますように。

ふたりてん

展覧会第２弾！


尾中哲夫先生との沖縄二人展、４年前に続いて、２回目を開催します。

「ワッター　カナサ　ウチナー　　ターチ」

（われらが　愛しき　沖縄　　　　Ｖｏｌ．２　）


島のネーネーたちをモチーフとした絵画と、イメージした陶器を展示
いたします。

場所は首里の「石嶺食堂」です。
厳選島酒や美味しい料理を楽しみながらご高覧いただけます。

２０１７年２月１１日（土）～３月１１日（土）

１１：３０頃～１４：００　
１８：００～２３：００（金土は～２４：００）
不定休


２月１１日～１５日
３月　９日（夜）～１１日　

私は以上の日程で会場に居る予定です。

さぁ、今すぐ航空券のご予約を！
沖縄観光がてら、是非お越しくださいませ～。

げんじこう

今年のボタンは良い牡丹～
お耳をからげてすっとんとん
もひとつからげてすっとんとん

って童歌ありましたよね？


今年のボタンは源氏香の図。

「源氏香の図」とは、香道の中で、お香の組み合わせを表す図柄の
一つです。

香道って、興味あり～。鼻づまり気味なのに。

香道のことはよく知らないのですが、源氏香の図は図柄が面白く、
何年か前からボタンの題材にしてみようと思っていたのでした。

源氏香の図は全部で５２通りあるのですが、今回の展覧会では
出品数が３０と決まっていたので、その中から題名と形が好きなものを
選んで作りました。

図柄の一つ一つに源氏物語の巻名がついているのです。

源氏物語は高校生のころ、「あさきゆめみし」という漫画で読んだだけ
ですので、今年はちゃんと読んでみよう。



そして、香道も体験しよう。　

と思っている。

ぼたんてん

今年もボタン展の季節が巡ってきました。

展覧会第一弾です。

銀座ＡＣ，ギャラリー　にて開催されます。

日時　　２０１７年１月３１日（火）～２月５日（日）

　　　　　午前　１１：００～午後　７：００　（最終日は午後　５：００まで）

今回は窯焚きなどの関係で、会場に居られる日がありませんが、

たくさんの楽しいボタンがたくさん展示されることと思います。

私の今年のボタンは、完成次第こちらで写真を載せたいと思います。

お時間がありましたら、是非足をお運びくださいまし。

つき

明けましておめでとうございます！


今宵の月です。

「えへ」って笑っている口みたい。




静岡の実家に帰ってのんびり過ごさせてもらい、
また川崎に戻って、作陶初めいたしました。



今年はみなさんに作品を見ていただく機会が増えそうです。


順次お知らせしていきます。



今年もどうぞ、よろしくお願いします。