2017/08/30

しょしん












新しいモノを作ろうとする時、上手くいかないことがある。


自分の技術が追い付かない~、このへたくそめっ!と


シュンとした気持ちになります。


何回も何回も作り直して、 また失敗したよ。






妹が誕生日のお祝いをしてくれるということで、


暑いので「アジアン料理がいいな~」とリクエストしたところ、


お家で美味しい料理を作ってくれました。






生春巻きをのせてくれた器。




京都伝統工芸専門学校に通っていた時に、絵付けの課題で描いた器。


確か、絵柄はそれぞれ自由に考えて描くものでした。


富本憲吉が考案した、「四弁花更紗紋様」を参考にして描いたんだっけ。
















頑張って描いとるやーん。


出来不出来は置いておいて、あの頃の情熱を想い出しました。


落ち込むこともあるけれど、あきらめないでまた作ろうっ!




妹は、この器をよく使っていると言ってくれていました。






グリーンカレーやタイのサラダなど、美味しかったー。


ありがとう!













2017/08/24

たいけん










高校の茶道部のみなさんが、陶芸体験に来てくれました。


作るものは、お抹茶茶碗!




電動ろくろで作ります。






















まずはオーナーが見本を作ります。


「お~」


「すご~い」




などと声が挙がっています。








そして実際の体験へ!










仲間の姿を写真に撮ったり、励ましたり笑ったり、


笑い過ぎて涙を流していた生徒さんもいました。






完成を楽しみに待っていてください。


ありがとうございました!!











2017/08/19

さんちょう





夜中の1時に八合目を出発し、山頂へ!

真っ暗闇の中、ヘッドライトを点けて急な岩場を登って行きます。

目が慣れるまでは怖かったな~。

路の脇には死屍累々とでも言いたくなるような、人々が休んだり、

寝転んだり、高山病で動けなかったり、時折、明かりに照らされて

浮かぶ人々の影を見ながら、もうとにかく山頂目指して登るしか無い!

9合目から山頂までが一番しんどかったです。





人々のヘッドライト。地上の星。

烏賊釣り漁船の灯りにも見えるぞ。


そうこうしているうちに山頂に到着して、さらに剣ヶ峰を目指し、

あとは日の出を待ちます。




雲海に光が差してきています。ほんのりピンク。


それにしても寒い!真夏でも山頂は5℃くらい?



そして眠気に襲われる。

相棒と、「寝たら死ぬぞ!」などと言い合いながら待ち続け、

午前5時過ぎに太陽が生れてきました。












思わず手を合わせていました。




その後、お鉢巡りをして、なかなか見られない「影富士」にも出会えて、

膝が痛くなりながらも無事に下山することができました。






自然の圧倒的な美しさを目の当たりにして、感動して打ちのめされて、

でも、自然に近づきたくて、何かを作ったり、伝えたりしていくのだろうな、

これからも。






















また登りたいと、今は、思っています。




2017/08/18

はちごうめ







「山の天気は変わりやすい」

という言葉の通りに、晴れたり、曇ったり、雨が降ったり

霧に覆われたりを繰り返し、休み休み牛歩のごとく、ゆっくり

進みます。


富士山にも、草花があちらこちらにあります。




オンタデ






ヤマホタルブクロ





雲を眼下に見ながらさらに登って行きます。






夏の富士山は大渋滞。

下山する人と行違うため、道を空けて待っています。

その間に休憩。


すぐに霧が出てきました。





















そしてまた晴れて…


あの雲のところが八合目。





見えているのだけれど、遠い…。

それでも一歩一歩足を踏み出していると、


到着しました!八合目の山小屋に。


こちらで仮眠をして、夜中の1時に頂上目指して出発します!




午後1時に五合目を出発して、八合目に到着したのは

午後5時半頃。


夕飯のカレーライスを食べて少しすると、空が晴れてきて、

満点の星が見えました。



おやすみなさ~い。










2017/08/17

ごごうめ






念願の富士登山!


……


やっちまった?

いや、私だけのせいではない。

だって、何百人もの人がきっとこの日、富士山を目指して

来ているのだもの。



朝5時に家を出発。外に出ると…


見事な、雨!



東京駅に集合で、バスに乗って富士山を目指します。

お盆のため、高速道路は渋滞。

途中のサービスエリアで休憩しながら、4時間くらいかけて、

「富士宮登山口」の五合目に到着。


そう、こちらも雨…。






富士山のお姿は、霧に包まれて見えません…。


富士宮口の五合目は、すでに標高2400mあります。

ここで1時間くらい身体を慣らして、高山病に気を付けながら

進んでいきます。


雨具を装着して、いざ、出発!!



つづく…







2017/08/14

ごらいこう





富士登山、無事に登頂し下山してきました。


素晴らしいご来光を拝むことができて、感無量です。

またぼちぼちと富士登山日記を載せていきます。


今日は身体中が痛い…。



2017/08/07

とけいそう





陶芸教室の生徒さんのお庭に咲いている「時計草」を

いただいて、自然の不思議に毎日みとれています。



夏の花は1日で終わってしまうものが多く、時計草も

咲いたら次の日にはもう閉じて、二度と再びその姿を見せては

くれません。

その代わり、蕾が次々と開いてくれる。






この蕾に触れると、中に詰まっている命を感じます。

明日開くことでしょう。



果物の「パッションフルーツ」は、和名を「果物時計草」と言います。

時計草の仲間なのですね。


時計草を英名で「パッションフラワー」と言うことから名付けられた

ようです。

この場合の「パッション(passion)」は「情熱」ではなくて、

「受難」の意味とされている。

キリスト教の布教に関係していると言われています。




その花を見ていると、情熱的なサンバを踊るブラジリアンの、

アカン!見えるってっ!と言いたくなるようなきわどい衣装の

ようにも見えるのだけど……




いつでもどんな花でも、静かに祈りを捧げているように見えます。

それは、私が花に祈りを託しているからかもしれません。




ルルルンルンルン ルルルンルンルン ルルルン ルン ルン ルン ル~ン
(花の子ルンルン風に……って、知ってる人います!?)







2017/08/06

ふじさん






飛行機に乗る時は、往路は必ず進行方向に向かって右の

窓側と、予約の時に指定します。

最近は沖縄への飛行機が専らなのですが、復路は左の

窓側です。



往路は富士山を見たいから!

何度飛行機に乗っても、新幹線に乗っても、富士山を見たい。

だって、静岡生まれだもの。


富士山はいつでもそこにあって、ランドセル背負って学校に通う時も、

失恋して自転車を引いて泣きながら帰る時も(いつのこと?)、

家に帰りたくなくてあてもなく彷徨っている時も、いつでも富士山は

居たのですよ。



飛行機の窓にべったりとくっついて、そのお姿を眺めることが慣例。


その富士山に、この夏初めて登らせてもらおうと計画中。

どーなるか。天候にもよるのでなんとも言えませんが、

共に登山する相棒に、色々とアドバイスをもらって準備中。

無事に登頂できたらご報告します。


ご来光を拝めるか。


雨女なので、10年近く前に計画した時は、早朝から大雨で

東海道線も運休し、断念した過去があり…。

でも、今は呼ばれている気がするので、山頂に立っている自分を

イメージして登ろう。




ちなみに沖縄からの復路はたいがい夜なので、上空から

沖縄本島の海岸線に灯る明かりなどを離陸後じっと見るのが好き

なのです。

























この写真は神奈川県の三崎あたりかな~?

地形が見えるのって楽しー。

地図がよめない女だけんど。