夜中の1時に八合目を出発し、山頂へ!
真っ暗闇の中、ヘッドライトを点けて急な岩場を登って行きます。
目が慣れるまでは怖かったな~。
路の脇には死屍累々とでも言いたくなるような、人々が休んだり、
寝転んだり、高山病で動けなかったり、時折、明かりに照らされて
浮かぶ人々の影を見ながら、もうとにかく山頂目指して登るしか無い!
9合目から山頂までが一番しんどかったです。
人々のヘッドライト。地上の星。
烏賊釣り漁船の灯りにも見えるぞ。
そうこうしているうちに山頂に到着して、さらに剣ヶ峰を目指し、
あとは日の出を待ちます。
雲海に光が差してきています。ほんのりピンク。
それにしても寒い!真夏でも山頂は5℃くらい?
そして眠気に襲われる。
相棒と、「寝たら死ぬぞ!」などと言い合いながら待ち続け、
午前5時過ぎに太陽が生れてきました。
思わず手を合わせていました。
その後、お鉢巡りをして、なかなか見られない「影富士」にも出会えて、
膝が痛くなりながらも無事に下山することができました。
自然の圧倒的な美しさを目の当たりにして、感動して打ちのめされて、
でも、自然に近づきたくて、何かを作ったり、伝えたりしていくのだろうな、
これからも。
また登りたいと、今は、思っています。
おっ、すっかり山ガール!
返信削除影富士素晴らしい。
「山婆」と言われるまで登れるといいな~。
削除唯一、富士山の形を見られた影富士でした。
麓に降りても雨でお姿が見られませんでした。