高知個展「夢ノヨル」
盛況のうちに無事終了しました。
たくさんの方々に見ていただき、色々な方に出会えました。
会場に足を運んでくださったみなさま、サポートしてくれた友人たち、
店主のしまさん、全ての人に感謝です!!
本当にありがとう。
夢のような毎日でした。
ぼちぼちと報告していきますね。
毎日呑み続けてお疲れの肝臓を休ませております。
またもや本のお話。
門田隆将 氏 「疫病2020」
6月に出版された、新型コロナウィルス感染症に関するノンフィクション。
新聞にも、テレビのニュースでも報道されない事実が満載。
こんなに濃い情報をこの最中、短期間で収集して、書籍にするという、
すごい離れ業だと思います。
ウィルスが中国で広がり始めてからの世界の、日本の、政治の対応などを軸として、
このウィルスによって暴かれた様々なことが書かれています。
この本が書かれている時には、首相が交代する事実は分かっていなかった。
それでもこんなことが書かれている。
4月20日(月) (門田氏のツィート)
「コロナは早くも二人の ”総理候補”を潰した。「過剰な心配は要らない」と
安心論を説き続けて1月史上最高の92万人の中国人を訪日させ、日本に
潜在感染者を蔓延させた加藤厚労相、財務省の意向通り動いて国民の
支持と面子を両方失った岸田政調会長。つくづく政治は生き物だと思う。」
岸田政調会長がなぜ面子を失ったかの詳細も、他の事柄も、
このように実名で色々なことが書かれています。
勿論、書かれていること全てを鵜呑みにして批判するのではなく、
私自身も自分で考えていきます。
「政治家の使命で最大のものは、”国民の命を守ること”だ。
そしてそのための”生活を守ること”である。」
菅義偉首相は、「国民のために”働く内閣”を目指す」
と言っています。
しっかり目を開いて、見ていかなければなりませぬ。
20年近く前に初めて読んでから、何度か読み返している
沢木耕太郎さんの「深夜特急」
著者が26歳の時、仕事を辞め、インドのデリーからイギリスのロンドンまで、
乗り合いバスで行ってみたいと思い立って旅を始めて、途中の香港や
マカオで思わぬ長居をしてしまったりと、一年以上に渡る旅の詳細を
描いた紀行小説です。
久しぶりにまた読みたくなって、旅をしている。
いまだに旅のバイブルとして読まれ続けていて、
累計で500万部突破したらしい。
この本を読んだ後、28歳の時に仕事を辞めて住み慣れた場所からも離れて
京都の陶芸の学校へ行った。
なんだか私にとってはそれが一つの「旅」で、今でもその旅は続いている
ような気がする。
今読んでも全く色褪せていない。
沢木さんが旅をした時から50年近く経っているにも関わらず。
その時より、今は便利になったというけれど、本当にそうかな?
何処へ行っても携帯電話ですぐに検索できて、誰とでもすぐにつながって、
移動する手段もどんどん速度を増して。
「旅」のことを今だからこそ想い巡らせたりします。