新潟の阿賀野市にある「庵地焼」の窯元は、友人家族で営んでいます。
今も蹴ろくろで器を作り、土作りから全て手作業でしています。
陶芸の学校で出会った友人に会いに行こうと、昨年末におなか先生と
友人と盛り上がり、計画を実行いたしました!
久しぶりに訪れたろくろ場は、変わらず北向きの少し弱い光が
差して、この一定の光のもとでろくろを廻している陶工である
友人や、お母様、伯母様、妹さんの姿を想像させるのです。
手伝いをさせてもらったことがあります。
それが、もう12年前。
それから毎年窯焚きをしてきたそうです。
窯の傷みが激しくなってきていて、これからどうするかという所
だそうですが、窯場はシンとした空気が満ちて、良い気を感じられます。
人の力でしています。重労働なんです。
写真では紹介しきれない、月日の重みと人々の想いと土の力が、
この場に居るだけでひしひしと感じられるのです。
日々使うための、手に馴染む、力のある器があります。
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