素焼きの窯出しをしたらすぐに酸化焼成の窯詰めという
スケジュールの月末もあります。
昔読んだ本を、歳月を経て再び読むことがあります。
手元に置いてある本はよく読み返しますが
(手元に置いてあるということは、読み返すだろうと思っているという前提で、
それは私の中でとても好きで感銘を受けている本だということです)
手放した本を、もう一度手に入れて読むことも時折あります。
今回は二十代に出会った、向田邦子さんのエッセイを手に取りましたが、
「べスト・エッセイ」ということで、向田邦子さんの妹、和子さんが
選んで編んだものでした。
私が読んだエッセイ集は数点なので、「ベスト」となると初めて読む
エッセイがほとんどでした。
読み始めて感じたのは、二十代の頃の感じ方と変わっていると言うこと。
あの時、どのように感じていたかをザクっと表すと、
「大人の女性の洗練された文章だけど、経験は他の誰とも違うもので、
向田邦子さんにしか表せない言葉」
ということですが、あれから私も年齢を重ねて、それなりに色々な
経験を経て、
“大人の女性”なんて簡単には言えなくて、悩んで、苦しんで楽しんで、
喜んで怒って、と、一人の女性が感じたことをありのままに平明な言葉で
表していて、飾り気のない美しさがそこにあり、ただ、変わらないのは
向田邦子さんにしか表せないものだと感じました。
向田邦子さんは、1981年飛行機事故によって52歳で亡くなられました。
私もあと数年でその年齢になるくらい生きてきて、
目線が近くなってきたということでしょうか。
ただ、見ている事象は全く違くて、感じ方も違うけれど
私は私で色々感じて来たということが、
感じる心に幅を持たせているのかも知れません。
そう考えると歳をとるのも面白いことです。
最後の「手袋をさがす」という一編が胸を打ちました。
ある日の陶芸教室の生徒さん作品。
左が初めの形で、大まかな形と県境を描いたもの。
右はその後、器としての機能も果たすように細工をしたもの。
いずれも日本の地図です。
東北、関東七州(?)
などなど。
一つの県を独立させるのもありですが、縮尺の具合や器としての
機能などを考えての形です。
どこだかわかりますか?
以前参加させていただいていたボタン展で、私も日本を表現したことがありました。
毎年年末に、オーナーが4日間教室に泊まり込んで窯焚きをする
「志野焼」
今回もいい焼き上がり~。
緋色がいい感じに出ています。
※本文とは関係ありません ちょっとあるか? |
今日は、ずっっっと前からの友人、「やっちゃん」の紹介です。
やっちゃんは今、「夫婦円満コンシェルジュ」として、
「幸せな男女つながり学講座」を開講しています。
「男女」「夫婦」というカテゴリーを聞いて二の足を踏むのは勿体ない。
それ以前の、「自分」というものを大切に想う心から呼び覚ませてくれます。
なぜ詳しいか?
私も昨年の4月から12月まで、やっちゃんの講座を受講した卒業生です。
人と人の繋がりを改めて感じたり、心の奥にあるトラウマを手放したり、
自分を本当に大切に想ったり、
自分の中にある宝物を、自分で手にするキッカケを教えてくれるのです。
そんなやっちゃんがYouTubeを始めているので、是非感じてみて。
講座にも興味があったら、直接やっちゃんにアクセスするのが最初は
ハードルが高かったら、私にご連絡いただいてもよかですよ~。
やっちゃんに繋げる役目をいたします。
「やっちゃん」のHP
Welcome to Gafas Rosas - gafasrosas ページ! (jimdofree.com)
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No.056 やっちゃんが毎日を楽しく過ごす秘訣は?【やっちゃんの夫婦お悩み相談|夫婦円満コンシェルジュ】 - YouTube