紫陽花が美しい季節になってきました。
句会の様子をお伝えします!
いや~吟行は初めてだし、句会も久方ぶりにて緊張しましたが、
なんとか思い出しつつ無事にできました。
まずは時間を決めて句を5句提出します。
それぞれの句を短冊に無記名で書き、
全員分を混ぜてまた一人一人に配布します。
それぞれの分担の句を一枚の紙に書き写し、そこから全員に回して
それぞれ選句していきます。
それぞれの選句を当番が読み上げ、自分の句が選ばれたら名乗ります。
それが終わると、先生の選評をいただきます。
拙句ですがご紹介~。
やまももの味懐かしき甘さかな 佳乃特選
虹を生む瀧を目指して歩きけり 佳乃特選
木を這ひし跡太々となめくぢら 佳乃特選 文子
伊集の花落ちて流るる清水かな 佳乃
夏めくや鳥の声高く響くと(直し:鳥の声高く響きて夏めくと)
句会は選句も勉強です。私が選んだ句
ユーラシア大陸の端見せて滝 佳乃
倒木のまた蘇る森の夏 佳乃
日の斑踏み伊集の落花を踏む径 佳乃
散り敷けるわくらば森を育てゐる 文子
緑陰の亜熱帯なりやんばる路 かよ
気持ちのよい天気!
沖縄本島で一番高い山、与那覇岳が左の山です。
森を歩いている時に、ガイドさんが足元の土を示して説明してくれたのは、
キメの細かそうな赤土。
やちむんや、首里城の赤瓦の原料になるそうです。
やんばるの森の豊かな植物などを見たり、
大きなナメクジをみたり(ヒィ~)森の空気を満喫して森歩きを終えました。
野ボタン
イジュ
その後は句会をして楽しみ、ヤンバルクイナに会いに行きました!
野生のヤンバルクイナにはなかなか会えないので、ただ一羽だけ
飼育されている施設に行きました。
何日も雨が続いていたけれど、ちょうどスカッと晴れた日に、
やんばるの森へ吟行するという機会に恵まれました。
俳句結社「円虹」主宰、佳乃先生が沖縄にいらっしゃるということで、
沖縄の句会「奏の会」のみなさんとご一緒させてもらいました。
初対面の方もいらっしゃいましたが、車中ユンタクしながら
あっという間に国頭村にある「やんばる学びの森」に到着しました。
ガイドツアーに申し込んでくださっていたので、
まずはガイドの方の説明を聞きます。
川崎で毎年行われている「ハイサイフェスタ」
昨年は中止となり、一昨年は予約制だったり、日程的に行かれなかった
こともあり、3年ぶりに行くことができました。
川崎市と、お隣の横浜市鶴見区は、昔から沖縄県出身の方が多く
居住している地域であり、川崎市と、那覇市は1996年から友好都市となっています。
泡盛呑みつつライブを観ていると、お隣の男性は波照間島のご出身で、
今は東京で暮らし、娘さんやお孫さんもいらして、娘さんは三線の師範だそうです。
そして、大工哲弘さんは石垣島の高校で一年先輩だったそう。
5月の始まり、曇天の中朝早く起きて妹と潮干狩りへ行ってきました!
京急金沢八景駅からシーサイドラインに乗り換えて、海の公園南口駅から
歩いてすぐの浜辺。
もうすでにたくさんの人が狩に来ていました!
長靴に履き替えてジャブジャブと海へ。
この日は干潮が午前11:00ということで、少しづつ潮が引いて行く
ところを、ずんずん砂を掻いて行きました。
この浜辺は天然のアサリということなのですが、手応えがあるものの
まだまだ小さいアサリばかりで、「2cm以下のものは海に戻してください」
というお知らせに従い選別していきました。
気が付くと夢中になって、妹と共に黙々と狩っていました。
11:00頃には予報通り雨が降ってきたので引き上げて、
持参のおにぎりとビールで乾杯して帰路へ着きました。