接着する場所を間違えたわけではありません。
左利き用の急須も作りました。
でもって、ちょっと取っ手が大きく思われるかもしれませんが、
持った時に、本体に手が触れないようにと考えてます。
熱くないように。
昔は左利きの人は、右利きになるように矯正されていたよなぁ。
焼物の世界では、産地によってろくろの回転が違います。
例えば沖縄の壺屋や丹波立杭などは左回転
京焼、瀬戸、備前焼などは右回転などなど。
京都の先生方に学んだ私は右回転です。
ですので、主となる手は左手です。
回転に対する抵抗を最小限にするために、
左側で作業をすることになるので左手が要なのです。
普段は右利きであるので初めはぎこちなかったですが、
今となっては左手でしか出来ない作業があります。
最初に学んだ場所、師匠によって回転が決まり、その後はもう
逆の回転での作業は難しいです。
刷り込みですね〜。
ちなみに壺屋焼の中でも唯一育陶園は、
瀬戸で修行した忠さんの代から右回転です。
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