旧暦一月七日はなーじゅーしー
新暦で一月七日に「七草粥」を食べる習慣がありますよね。
沖縄ではナンカノシク(七日の節句)に「なーじゅーしー」
七種類の決まった野菜ではなく、その時に採れる旬のものを入れたお粥にします。
そんな「ナージューシー」と「ナットゥンスー」というお菓子の作り方を
教えてもらえる講座に参加してきました。
場所は石嶺食堂 講師は千明さん
島根県より沖縄に移住された須田さんの、本州と沖縄の野草の違いなどの
お話もあり、千明さんの薬膳の知識も含まれたお話も楽しく、調理過程を
見学していました。
とても分かり易く、後でお家で作る参考になります。
この日のナージューシーには、フーチバー(ヨモギ)、イーチョーバー(ういきょう)
ハンダマ(水前寺菜)、サクナ(長命草)、雲南百薬、デークニーバー(大根葉)
カンタバー、チデークニー(島にんじん)、黒にんじん、そして豚出汁とカツオ出汁、
豚三枚肉が入ります。野菜タップリ!
「ナットゥンスー」のデモンストレーション。
もち粉に味噌やピーナッツバター、八重山のコショウヒハツ(ピパーチと言ったりもする)
などを混ぜ、生落花生をトッピングして月桃の葉の上に乗せて蒸します。
味噌やヒハツが身体を温める作用があります。
暦の上では春とはいえ、まだ寒い(沖縄でも少し寒い日があります笑)
この時期にピッタリ。
こちらは蒸す前のナットゥンスー。
そうこうしているうちにナージューシーが炊きあがりました。
ハンダマや、黒ニンジンの色が出て、きれいな紫。
豚の出汁とカツオ出汁のいい香り〜。
ナットゥンスーもほんのり甘くてヒハツの良い香り。
食べてすぐに身体がぽかぽかしてきました。
薬膳茶も淹れていただき、身体も心も満足でした。
楽しく実になる講座をありがとうございました!
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