2026/01/12

むじ

 





今年初めの琉球料理講座は

「ドゥルワカシー」

「ムジヌ汁」

「ビラグヮータシヤー」


ドゥルワカシーはウチナーグチを直訳すると「泥沸かし」となり、

「泥!?」と驚きますが、材料の田芋が田んぼの中で育ち泥だらけで、

それを煮るのでそう呼ばれるようになったといいます。

田芋(ターンム)とその茎であるタームジ(田芋のずいき)を使って

作られます。

作り方や材料はとてもシンプルなのですが、タームジの筋を取ったり

材料も大きさを合わせて細かく切ったりと、下ごしらえに時間がかかり、

手を抜いたらタームジのアクが残って美味しく出来なかったりするので

丁寧に筋を取ったりアクを抜いたりします。





















タームジのアクは強く、かゆくなることがあるので手袋をします。

みんなで協力して筋をとり、湯がいて、田芋と材料を混ぜて練り練り。

豚出汁と塩のみの味付けですが、とても滋味深く温かい味がしました。


子供の頃、ずいきを干したものが台所に吊られてあり、よくお味噌汁に

入っていたりしました。子供の頃はあまり好きではありませんでしたが、

大人になってそういったものが懐かしく、また食べたいと思います。

ただ、いまではタームジもそうですが、手に入りにくくなっています。

田芋の栽培にもとても手間がかかり、育てる農家さんも減っているようです。

そして、消費者がそれを求めなくなっていることも一つの原因だそうです。

手間のかかる料理をしなくなり、地野菜を求めなくなると作る人も減っていく。

なかなかすぐには解決できないことですが、コツコツいち消費者として

買って、作って、食べていこう。

タームジ















2 件のコメント:

  1. 島に年1程度通いだした頃、ムジ汁なる小看板見て、なんじゃろなんじゃろ とカミさんと氣になっちょって、何回めかの島旅でやっと を思い出したのぅ
    正に、手間ククルこそがヌチグスイ

    返信削除
    返信
    1. ゆきやなぎ2026年1月13日 15:57

      ムジ汁もおいしかった!ヌチグスイという言葉が身に染みるお味。
      お店で見たことなかったなー。名前だけ見たら何かわからないよね。

      削除