2014/04/13

すうぷ

 
辰巳芳子 ” いのちのスープ”

先日、ドキュメンタリー映画の上映と、辰巳芳子さんと
河邑監督の対談を聴くことができるイベントへ行ってきました。

辰巳さんのいのちのスープと、その周りの人々を丁寧に描いた
美しい映画でした。
辰巳さんが野菜を切ったり、炒めたりする時の手の優雅さ、
優しさが印象的でした。
野菜がほっと息をしていた。

元ハンセン病患者の宮﨑さんという方が、大切なお友達が癌に
なって食べ物がのどを通らなくなったことに心を痛めていたとき、
テレビでたまたま見た辰巳さんのスープを作って持って行ったら、
そのスープだけは喉を通ったという。
宮﨑さんが、病で不自由になった手を使って、一生懸命スープを
作っている姿を見て、涙がごうごう流れました。


「愛することは 生きること」

辰巳さんはそう言う。

食事を作り、食べることの意味。
人は口から取り入れた食べ物で、身体が作られている事実。

対談での辰巳さんの声、言葉が、エネルギーとして伝わって、言霊を
感じました。

映画のパンフレットにのっていたレシピで、ミキサーが無くてもできる
「玄米のスープ」を作ってみました。

丁寧に、玄米を小麦色になるまで煎って、昆布と梅干しとで煮出す。

あ、身体が喜んでる。
大切な人のために、また作りたい。

ミキサー欲しいなっと。

8 件のコメント:

  1. 私も事故にあってしばらくは、痛みと苦痛で、食べられなかったです。でも、母が作ってくれたミネストローネと、味噌汁は心底美味しく思いました。愛情の入ったスープが与える「生」が、実感できます。器、カワッテルけど魅力的ですね。

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    1. お母様の愛がこもったすうぷ。最高に美味しいと思います。
      悠さんの身体に優しくしみこんだのですね。
      味噌汁は最高のすうぷ!
      この器は表面を彫り彫りしてあって、手触りがなかなかいいですよ。
      手前味噌。

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  2. 久しぶりです。瑞慶山です。
    ユキさんにしては長い文章だなと、何かあったのかなと、尾中さんが心配してますよ。
    尾中さんと四日間飲んでました。今から神戸に返しますね♪

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    1. 瑞慶山さん、こんにちは!
      いや~、何もなく、すくすくと育っております。お腹まわりが…。
      ご心配いただき、ありがとうございます。
      尾中先生と四日間も飲んでいたなんて、瑞慶山さんもすごいなぁ。
      私も一緒に呑みたいなぁ。

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  3. そぉかおれがワインやアテ買ぉちょる間にこんなコメント書いちょったんや〜ズケちん

    ユキぃ〜個展せぇ!

    ところでよ、大切な人云々って、ええことあったん?

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    1. うちな~個展、実現する!

      流石。するどいですのぅ。
      ユキは春爛漫さ~。

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  4. やっちゃん2014年4月21日 10:34

    ここでコメントできるのかな??
    いいね~!個展初めて?どこで?

    いのちのスープ私の友人も絶賛で見てみたいな~~

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    1. やっちゃん
      コメントありがとう。やっちゃんのブログも楽しく読んでるよ!

      個展は初めて。沖縄でやりたい!
      本土でもやりたい!まだ未定…。一生懸命作ります。

      映画、クロアチアやロンドンで上映されるみたい。
      オハイオでも上映されたらいいね。
      とっても素敵な映画だった。

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