2014/08/27

うみ

















ソーダー水のなぁかぁをぉぅ 貨物船がとぉおぉるぅう~♪

貨物船ではないし、山手のドルフィンから見える海ではないけれど、
海を見るとこの歌が頭の中を駆け巡ります。

ここ何日か急に涼しくなってきて、夜には虫の声が聞こえたり、
とんぼに出会ったりすると、夏の背中が見えてきます。

伊豆の海は、穏やかでした。
















入道雲から龍が出てきそう。

どうぞ、いつも穏やかでありますように。

















飛ばされないように。あ、自分で飛べるね。





2014/08/24

かたくち


















写真は、焼成する前の生の器です。

「片口」は、液体(主にお酒←私的見解含む)を注いだり、装飾として「口」を
つけられた器です。
片口の形状が好きでよく作りますが、口の大きさなどの見た目のバランスも
さることながら、「注ぐ」ということを目的とするなら、液体を注いだ時の「キレ」
の良さが大事です。だらだらっと、液体(酒)が喉元をたれてしまうのは避け
たいところです(勿体ない)。

でも、生の状態で液体を入れて試すことは難しいので、完成品で試すことに
なります。毎回、「口」を付ける角度や、「口先」の薄さ、反り具合などを試行
錯誤しています。

そして、いつもの「彫り」をしましたが、今回は新しい彫り方をしました。
彫るのが好きで、デザインとしても考えていますが、何よりも、器の表面に
凹凸があると、滑り難く、器を落とし難くなるということなのです。

小さな子供や、年齢を重ねて握力が弱まってきた方たちに、どういう器なら
使い易いのだろうということをテーマに器を作る仕事に関わったことがあり、
その時に教えてもらいました。

日本の食事は、器を手に持っていただくことが多いです。
重さや大きさ、感触など、手にしっくりと馴染む器。
それは、日々の中で無意識に手が伸びて、よく使われる器に他ならないのです。

そういう器を作ることが、目標です。



2014/08/19

なつのはな













残暑キビシキ折、いかがお過ごしでしょうか。

真昼のかんかん照りつける太陽(ティーダ)を避け、夕方から
のそのそ動き出すお盆休み中の私でした。

夏の花も、夕方から咲く、このオシロイバナなどよく見かけます。
朝顔にはとんとご無沙汰しておる。



 
 高砂百合は、テッポウ百合とよく似ていますが、葉が細いのが特徴
らしいです。
テッポウ百合は、沖縄などの海岸でよく自生します。
細葉テッポウ百合という別名もあって、色々なところで見かけます。
勤務先の陶芸教室の庭にも、いつからか、毎年花を咲かせるようになり
ました。
 
凌霄花(ノウゼンカズラ)は、夏らしい花だなぁ。
 
今日は俳句の日(8.19)と、ラジオで言っていたので一句
詠みたいところですが、どうも喉の調子がおかしくて(関係ない)
詠めないなぁ。
 
友人から誕生日プレゼントでいただいた俳句手帳を眺めつつ。
 
 
 



2014/08/13

りごろ


 
妹の旦那さんが自由が丘で営むお店
 
「リゴロ ビストロ ア ヴァン」  へ行ってきました。
 
妹が誕生日のお祝いをしてくれるということで、いそいそと
出掛けてまいりました。
 
素材を大切に選んで、丁寧に作られた料理は、食べると幸せに
なります。
 
 
料理に添えられるパンは、妹が焼いています。
こちらもお客様に好評です。(手前味噌)
 
 

 
小さなオルゴールを鳴らして、誕生日の歌をフランス語で
歌ってくれました。
 




















物腰柔らかなソムリエの男性が、料理に合った美味しいワインを
選んでくれます。
間違いない!
いつも私は「お手頃価格でね!」と言うのを忘れません。
 
是非、お訪ね下さいませ。
喜んでご一緒しますよ~♪


 

 

2014/08/06

なんぶ























もうすぐ誕生日ということで、友人が南部鉄の急須をプレゼント
してくれました。
以前から、南部鉄器が欲しーなーと時々思っていたのですが、
プレゼントの箱を手に取って、この重みはいったい…?と思いつつ
開けるとびっくり!南部鉄器でした。
ありがとう~。感謝感激。

盛岡の鋳物は、南部藩(盛岡藩)藩主の南部氏が慶長年間
(1596年~1615年)に盛岡城を築城した頃に始まったと言わ
れています。
一時衰退しましたが、最近国内外で注目を集めているようです。
東北の工芸自体が見直されつつあるようで、うれしいことです。
この急須も、次代を担う釜師達の手によるものです。

色が、新しい。
赤が好きな私にと、選んでくれたとのこと。
ずっしりとした重みと確かな技にほれぼれ。
美味しいお茶を淹れましょう。