2014/10/06

いご

 
2年前の夏、家の最寄りの駅前のスーパーで夕食の買い物をして、
とぼとぼと(本当にとぼとぼしていたんです)家路に向かおうと足を
踏み出して、ふと顔を上げたら、ビルの2階に「囲碁教室」が出来
ていたのです。
「初心者歓迎」という言葉につられ、ふらふらとそのまま2階へ
上がっていき、扉を叩いたのが始まりです。

少し前から囲碁にうっすらと興味は持っていたものの、自分の
苦手とする分野だろうと思い、積極的に囲碁に近づいてはいな
かった。

そうしたら、そこに囲碁教室があった。

直感を信じる方なので、その時は即決で入門しました。

そうしましたら、訳が分からないのだけど、とにかく面白かった。
その感覚は今も変わらず、相変わらず進歩が蟻の一歩のよう
ですが、いや、もしくはアメーバーの一歩か?(足が無いけど)
でも、とにかく楽しい!

教えてくれる先生が素晴らしく、とても分かり易く説明してくれて、
棋譜までとってくださるので、なんとか私でもついて行けてます。
「伝える」ことの難しさと大切さを教えてもらいました。身をもって…。
出来の悪い奴でえらいすんまへん。

目標は、いつの日か

「1局、いかがですかいのぅ。」

と、誘われた時に

「いいですのぅ。」

と、即応じられるようになり、縁側で碁を打つことです。

縁側のある家に住みたいのぅ。


















今はまだ「九子局(きゅうしきょく)」と言って、9個石を最初に
置かせてもらっているのですが、それでもなかなか先生には
敵いません。
はぁ~。道のりは長い。



2 件のコメント:

  1. 右下4石、微妙にずれちょるのぅ 美しゅぅなぇのぅ
    いご、気をつけ給へ

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    1. 石の並べ方にも、美しさを追求するのですね。

      いご、気を付けまする。

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