今回はミンサー模様のカラカラです。
「カラカラ」は泡盛を入れる酒器です。
「カラカラ」の語源はいくつかあるようですが、器の中に陶器の玉が入って
いて、泡盛がなくなると「カラカラ」と音が鳴るからという説が一つ。
昔はカラカラの数が少なくて、お酒の席でよく「貸して、貸して」という声が
あがったことで、「貸して、貸して」は沖縄の言葉で「カラ、カラ」ということ
からという説。
中国から伝わったので「唐(から)」という説。などなど…。
今回のカラカラは、ドーナツ状の筒をろくろで挽いて、後から高台や
注ぎ口を接着して作りました。
ミンサー模様は象嵌です。
初めて沖縄に訪れた十数年前、那覇の国際通りで友人と2人で呑んでいたら、
隣に座った沖縄の人にカラカラに入った泡盛をご馳走になった時から、私の
沖縄への愛が始ったと言っても過言ではないでしょう。
暑くなってきたので、家での晩酌はモッパラ泡盛です。
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