今回の旅の最終目的。
綾さんに会うこと、こぶし句会に久しぶりに参加させていただくこと。
陶芸の学校に通っている時に、尾中先生が楽し気に詠んでいる俳句に
興味を持って、句会に参加させていただいてから早12年。
学校を卒業してからも、毎月「円虹」という俳句結社の句誌に投句
することは続けていましたが、大阪のアヤさん宅で開催される
月1回の句会「こぶし会」に参加させていただくのは長い間の
ご無沙汰でした。
句会に出席して、選句したり、されたりすることは、一人で詠んで
投句するよりも遥かに多くのことを学べます。
「選は創作なり」と高浜虚子の言葉にある通り、句を選ぶことも
自分がどのように俳句を作っているのかを示す要素となります。
そんな緊張感もありますが、久しぶりに綾さんや、こぶし会の
昔ながらのみなさん、そしてお名前はずっと聞いていたけれど
初めましての方にも会えて嬉しかったです。
ありがとうございます!
佳乃主宰にもお会いできて、実りある句会でした。
今月の兼題は「夕菅 扇 睡蓮」でした。
植物園に行った時に、夕菅も、睡蓮も見ていたので、イメージは
バッチリ!
しかし、捻り出し、絞り出しての句は…。
つづきは今度お会いした時に。
なんじゃ引っ張るのぅ 商売上手?
返信削除そうそう、駆け引きが大事。
削除ってなわけではなく、書くのが面倒になってしまっただけさ~。
コメント欄に書いてみる。
月光の色に夕菅染まりけり 佳乃選
睡蓮に雨の波紋の広がりて 佳乃選
置き忘れたるバス停の白扇子
夕菅や段々と日の暮れてゆき
残り香や祖父の遺愛の古扇