横浜美術館 で開催中の 「メアリー・カサット展」 に行ってきました。
メアリー・カサット。今回初めてその名前を知りましたが、
印象派を代表するアメリカ人の女性で、まだ女性が画家として
一人立ちをすることが難しい時代に、単身パリに渡り、そこから
ヨーロッパじゅうを周って古典絵画の研究を独自にしていき、
道を切り開いて行った画家だということです。
エドガー・ドガとの運命的な出会いによって、印象派へと転じて
行きます。
カサットは「母子像の画家」と言われるように、母と子の愛情のやりとりを
絵画の中に表している絵が多いのです。
母が子を見つめて優しく話しかけ、子は母を信頼しきっていて、
甘えたり、むずかったりしながらも、ひたすら母を慕っている。
画面から伝わる温かいエネルギーが、幸せな気持ちをもたらします。
カサットは、生涯独身で、子を産むことはなかったけれど、周りに
姪などの子供が多かったと言います。
女性の職業画家として生きていくことは困難な時代で、描き続けた
カサットの人生に感じ入るものがありました。
日本の浮世絵に影響を受け、銅版画も素晴らしい作品を残しています。
今度の日曜日までの開催です!
横浜美術館のコレクション展も同時に鑑賞できます。
コレクション展は、写真を撮れるところもあり、
鏑木清方の艶めかしい女性の襖絵をパチリ。
深夜に かさっと 台所に黒い大きなタローちゃん
返信削除かさっととくるとこぉなっちまう すまんのぅ
うぎゃーーー!!タロー恐い。
削除今年はまだ出会ってないから、このまま時よ過ぎて。
私は、お肌が「かさっと」と頭に浮かんでしまうのよ。