2016/09/07

かさっと










































横浜美術館 で開催中の 「メアリー・カサット展」 に行ってきました。


メアリー・カサット。今回初めてその名前を知りましたが、
印象派を代表するアメリカ人の女性で、まだ女性が画家として
一人立ちをすることが難しい時代に、単身パリに渡り、そこから
ヨーロッパじゅうを周って古典絵画の研究を独自にしていき、
道を切り開いて行った画家だということです。


エドガー・ドガとの運命的な出会いによって、印象派へと転じて
行きます。

カサットは「母子像の画家」と言われるように、母と子の愛情のやりとりを
絵画の中に表している絵が多いのです。

母が子を見つめて優しく話しかけ、子は母を信頼しきっていて、
甘えたり、むずかったりしながらも、ひたすら母を慕っている。

画面から伝わる温かいエネルギーが、幸せな気持ちをもたらします。


カサットは、生涯独身で、子を産むことはなかったけれど、周りに
姪などの子供が多かったと言います。


女性の職業画家として生きていくことは困難な時代で、描き続けた
カサットの人生に感じ入るものがありました。


日本の浮世絵に影響を受け、銅版画も素晴らしい作品を残しています。



今度の日曜日までの開催です!




横浜美術館のコレクション展も同時に鑑賞できます。
コレクション展は、写真を撮れるところもあり、
鏑木清方の艶めかしい女性の襖絵をパチリ。




























2 件のコメント:

  1. 深夜に  かさっと  台所に黒い大きなタローちゃん

    かさっととくるとこぉなっちまう すまんのぅ

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    1. うぎゃーーー!!タロー恐い。
      今年はまだ出会ってないから、このまま時よ過ぎて。

      私は、お肌が「かさっと」と頭に浮かんでしまうのよ。

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