2017/02/21
ようどれ
展覧会中は、会場にずっと詰めていて、お店の昼休憩の時は
昼寝したり、三線弾いたりして過ごしているのですが、
内地から相棒が来てくれたので、休憩中に少しだけ出かけました。
お隣の浦添市にある、「浦添ようどれ」に行ってきました。
浦添城跡にある、英祖王と尚寧王の陵墓です。
「ようどれ」とは、琉球語で「夕凪」のことです。
発音は「ユゥードゥリー」と、タクシーの運転手さんに教えて
もらいました。
ここは沖縄戦での激戦地帯だったため、上の写真の城壁は
戦争で破壊されてしまったものを、長き時間をかけて復元
されたものです。
戦争は、ほんとうに嫌だよ。
そうしてテクテク歩いていたら、浦添市民球場があり、
ちょうどヤクルトスワローズが練習しているところでした。
沖縄はプロ野球のキャプインの真っ只中。
ファンや記者の方たちが沢山いました。
そしてまたテクテク歩いていると、「浦添市美術館」に行き当たり、
せっかくだから観て行こうと、入館しました。
浦添市美術館は、琉球漆器をはじめとした、漆芸専門の美術館です。
この時の企画展は「螺鈿の美をあつめて」ということで、
螺鈿細工を施された漆器がたくさん展示されていました。
螺鈿が好き~。
輝きにうっとりします。
使われる貝や、技法によってその輝きは変わります。
琉球では、「夜光貝」が多く使われていました。
琉球近海で採れる夜光貝は、琉球王国時代は、献上品として
数多く、中国に贈られていました。
工芸品がやっぱり好き。
食べたこともあるよ。
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