2017/07/31
めっせ
幕張メッセに行ってきました。
と、遠い…。
遠足気分で電車に揺られて、途中ネズミーランドを車窓から眺めて
海浜幕張駅に着いたら、なんじゃこりゃ~!というくらいの人、人、人。
この日は幕張メッセでのイベントもさることながら、
千葉ロッテマリーンズの試合がマリンスタジアムで
開催される日だったので、ま~えらいこっちゃの混雑でした。
初めての幕張メッセ。
友人が陶器で作ったフィギュアを展示販売するということで、
話は聞いていたけれど上手く想像できなくて、これは実物を
見るしかないな~と思って出かけました。
長沢芦雪という、江戸時代の画家が描いたほにゃららら~とした
仔犬をモチーフに粘土で成形しています。釉薬が金属のようで面白い。
手乗りのサイズです。
こちらは楽焼で、水木しげるさんの漫画に出てくるキャラクターです。
一見陶器ではないように見えました。
こちらも、漫画のキャラクターということです。
版権を取得したりと、色々と手続きをしたり、試行錯誤の話を聞いて、
新しいことを模索することの苦労や勇気やワクワクを感じました。
フィギュアの制作販売の会社「海洋堂」のコーナーには、
スウェーデンの陶芸家「リサ・ラーソン」の作品のミニチュアなどもあり、
佐藤邦雄さんの猫もいましたよ。
アニメのキャラクターのフィギュアなども会場にはたくさん展示されていて、
コスプレをした人とかも歩いていて、初めての体験でしたが、
モノを作るという情熱や、そのモノを手に入れたいという情熱(欲望?)など、
感じることが多くて、人も多くて酔いそうでしたが面白かったです。
知らない世界を見られる機会をくれて、ありがとう!
2017/07/27
にねんせい
子供たちの夏休みがやってきました!
昨年に引き続き、陶芸体験に来てくれました。
小学校1年生だった子が、2年生になって登場!
昨年も来てくれた4人と、4年生のお兄さんと2年生の弟くん、
同じく2年生の女の子が新たに加わって、総勢7名のご参加です。
昨年は、何でも好きなもの作ってよ~という方針でしたが、
今年は「ご飯を食べる時に使うものを作ろう!」と、一応の方向性を
示してみました。
取っ手付きのカップを作る子、お茶碗らしきものを作る子。
みんな真剣です!
1年生の時にはできなかったことが、たった一年でできるようになっている。
なんだかじんわりと感動しました。
子供の成長って、すごいなぁ。
それを見守る親御さん達を、あらためて尊敬しました。
一人800gの粘土を渡して、余ったので好きなもの作ったらいいさ~
ということにしたら、やっぱり面白いものを作る子供たち。
な、なんすか?とっても表情がいいっす。
夢に出てきそうっす。
一目見て、シンパシーを感じました。
そう、餃子だよね~。私も作ったことあるよ。勿論粘土で。
焼きが命!
美味しそうに焼きあげるからね。
土鈴です。奴隷と同じ読み方だけど、自由です!
内側に粘土の小さい玉を入れてあるので、コロコロと鳴る
ことでしょう。
ドラ〇〇〇の顔だよね。
今回はみんなに、それぞれ焼き上がりの色を、色見本を見て
選んでもらいました。
忘れないようにチョークで書いておきます。
なかなか細かい指示があって、やりがいがあるってもんだぃ!
出来上がりを楽しみにしていてね。
今回も楽しい時間をありがとうございました!!
2017/07/14
ひな
陶芸教室での制作は、器だけではありません。
季節の行事に沿った置物を作ることもあります。
昨年は、端午の節句の兜や、クリスマスツリーや干支の酉の
置物などを作りました。
そうしているとあっという間に時が過ぎ、お雛様を作る時間が
無かったので、今年は次の桃の節句に備えてまずは見本を
作ろうと思い立ちました。
生徒さんと一緒に作る前に、一度試作することにします。
窯焚きの時期の調整などから、今のうちから作らないと間に合わないのです。
パリコレ並みね!季節を先取り。
ん~、季節感無いけれど始めましょう。
型紙を作って、十二単の雰囲気が出るように3mmの厚さのタタラを
3枚重ねることにしました。
それを少しずらして重ね、ヒビ割れないように濡らした手ぬぐいに
包みながら曲げていきます。
使う粘土の性質にもよりますが、こうしてヒビが入りやすい粘土なので、
ゆっくり曲げて、ヒビが出来てしまったら、指でやさしくなでてあげます。
そしてさらに折りたたんで着物の部分を作ります。
頭を付けて、着物の部分に印花を押して模様にします。
このあたりで気が付けばよかったのですけれど、
最初は女雛から作ろうと思っていたのですが、途中でなぜか
方向転換して男雛になっていました。
出来上がって、生徒さんに「十二単の雰囲気が出てませんか!?」
と意気揚々とお尋ねしたら、
「え…、男雛って、十二単を着ていませんよね…。」
はぅあっ!!!
言われてやっと気が付きました。
オーナーには、「オネエみたいですよ」、と言われ、
確かにそうだ…と アホ~アホ~と頭の中でカラスが
飛びました。
遥か昔にも、女装した男性は居たのではないだろうか。
オーホホホホホ。
はい。作り直します…。
2017/07/10
えんがわ
伯父と伯母が購入してくれた器を、お家まで届けに行った時の
お話をしますね。
伯父と伯母は、近いところで開催する展覧会には、いつも足を運んで
くれます。
この器も、4月に行われたグループ展の時に来てくれて、気に入って
くれました。
1点ものだったので、会期中は売約済みということで展示させてもらい、
後程お家までお届けにあがる約束をしました。
こちらは4枚一組の器です。
どのように使おうか、従姉も交えて色々考えてくれていました。
この日は、近所にあるケーキ屋さんのお菓子と、うさぎのりんご。
沖縄へ旅行した時に購入したという、ミンサーのテーブルクロスを
用意してくれていました。
使ってもらえるという喜び!
京都の山奥の陶芸学校に行っていた時代から、伯父と伯母は
ずっと応援してくれています。
本当に、ありがとうございます。
そうして色々お話ししながら時間を過ごして、伯父が囲碁をするという
話になり、私も見習い中です!ということで、一局打たせてもらうことに
なりました。
これよこれ。
こういう場面を想像して、いつか縁側で囲碁を打てる日が
来ればいいな~と思って囲碁を習っていたのです。
うっふっふ。
(あ、縁側で打ったわけではないです。
縁側があるお家がもうほとんどありませんよね。)
初段くらいの実力の有る伯父には全く歯が立たなかったけれど、
打てる喜び!
自分に全く向いていないことをしようと思って習い始めた囲碁。
未だに何も分かっちゃいないけれど、楽しいから続けます。
負け続けているけれど、勝ちも負けも同じことなんだと、
負け惜しみでなくて思っています。
でももうちょっと打てるようになりたいな~。
2017/07/07
2017/07/02
はんげしょう
2~3日前に、朝ご飯を食べながら新聞の折り込みチラシを眺めて
いると、スーパーのチラシに
「7月2日は 半夏生 だから、タコを食べましょう!」
というようなことが書いてあって、「半夏生」という言葉は聞いたこと
あるけど、なぜにタコ?
と思いつつ、もう少しチラシに目を通すと…
「 『半夏生』 とは 『夏至』 から数えて11日目にあたる日で、
作物がタコ足のように大地にしっかり根付き、豊作になるように
と願いタコを食べる風習があります」
と書いてあった。
どこの土地のことだい?
43年生きていて、初めて聞きました。
去年はそんなこと言っていたかいな?
まぁ、いいとしよう。暦日のことがわずかにでも心にひっかかれば。
商魂たくましい。
節分の恵方巻やら、お彼岸のおはぎ、
土用のうなぎに冬至の柚子、南瓜。
季節ごとに人は食の楽しみを見つけて、この生き難い世を
泳いでいくのです。
でも、私はイカがすきなので、目の前でイカとタコが溺れていたら、
イカを助けます。
その前にワタシが溺れるわい。
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