2021/05/29

あじさい

 























昨日は陶芸教室の素焼きをしました。

6月は釉掛けですぞー!




さて、梅雨に入りそうで入らない関東ですが、雨が降って気温が下がったり、

その翌日は10℃くらい気温が上がったり、身体がついていかないっすよ。

















そんな中、紫陽花があちらこちらで花開いています。

昔に比べて色々な種類の紫陽花がありますね。
























昔ながらの紫陽花もあり。
























なんだか今年は全ての花々が咲き急いでいるような気がして。

それでも目も心も楽しませてくれる花々。


時々立ち止まって、ゆっくりと見つめたいですね。







2021/05/25

からじ

 




2回目のヘアドネーションしましたよ。


前回は2019年の4月。


それから一度も美容室に行かずひたすら伸ばして、やっと31cm以上の長さが

採れるようになったので、もー許してくれぃってことで切ってもらいました。


でも、本当はもっと長さが欲しいのだそうです。

31cmだとロングのウィッグが出来ないので、40cmとか、50cmとか

あったら喜ばれるとのこと。


次は、もうちょっと頑張ってみようかな。

でも、髪質も年々衰えていくだろうから、あと何回出来るかしら。


髪を大事に育てよう。

これも時間を短縮できることではないね。






2021/05/24

はっこう

 





またよき本に出会えた。


宮本輝さんの「にぎやかな天地」



世の中に、豪華限定本というジャンルがあることもあまり知らなかった。

表紙に鹿皮を使ったり、紙の上質なものを選び、写真も美しく、

活字も内容に合ったものを使い、本を包む箱もこだわる。


印刷部数は少ないけれど、一冊何万円もするような、出版したいと

依頼する人の想いのこもった本。


そんな本作りを年に2、3冊依頼してくる、一人の老人から受ける仕事をして

生計を立てている船木聖司という青年を主人公とした物語で、

その老人から「熟鮓(なれずし)、醤油、鰹節といった日本の伝統的な

発酵食品を後世に残す豪華限定本を作ってほしい」

という依頼によって、日本の各地を訪れて職人たちを取材したり、

現場を見て写真に収めたりしていくなかで、微生物の精妙な営みに

心を惹かれていき、自分の人生や出会った人々との交流にも、

まるで発酵していくような目に見えない働きがあることを感じて行くのです。



発酵食品は、ファストフードとは違い、長い時間をかけて微生物が働いて、

もとのものとはまったく違った風味や栄養や食感などを作っていくものであって、

時間という要素がとても大切になってくる。

経済が発展していく中で、大量生産大量消費ということが当たり前になっているけれど、

そこには、微生物の働きではなく、科学的に時間を短縮して作られているような

ものがある。

味噌や醤油、酢などの調味料も、きちんと選ばないとそういった偽物を摂取することに

なってしまう。そこには健康のために働いてくれる力は無いのです。



「発酵食品」ということを軸として、人間に起こる様々な現象も、

その時はとても不幸なことに見えても、5年後、10年後、20年後に

思いもよらない幸福や人間的成長や福徳へと転換されていくことがある、

その時間だけは短縮できないと、小説の中で伝えています。


宮本輝さんのあとがきから

「いいものを造るためには時間がかかる。

それなのに私たちは、

失敗や挫折や災厄からあまりにも早急に抜け出そうとして心を病んでいく」



災厄の中にいる時はとても苦しい。

でも、じっと耐えつつ一歩一歩小さな歩幅でも、時間をかけて

先に見える小さな灯りのところまで歩いて行くような、強い心を手に入れよう。






2021/05/21

つばめ

 




昨年の今頃は1回目の緊急事態宣言下で、陶芸教室も休業していて、私は

家の近所で使わせていただいていた工房で、日々作陶していた。


その工房の軒下(?)に訪れたツバメを見て過ごしていたけれど、

今年はありがたいことに陶芸教室は通常通りさせてもらい、

工房での制作が終了したので様子を見に行く機会がなかったのですが、

先日久しぶりに訪れたら、今年もツバメがやってきていた!


なんだか嬉しくて。

今は卵を温めているのか、産む時なのかわからないけれど

親鳥らしきツバメが一羽、カメラを向けたらこちらを向いていたような。


んも~、可愛らしくって身悶えしました。








あれから一年

あなたはどこで過ごしていたの

何をしていたの 

何を想っていたの

またここに戻ってきたの?

どんな日々だったの  

何を見て来たの

世界は色を変えているかしら

あなたはあの時のあなた?

話したい 今までの色々なこと





ヒナたちが孵っているかなーーーー?

また仕事休みの日に見に行ってみよっと。






2021/05/17

りごろ

 






私の身近には、飲食店を営んでいる人が多く、今回のことでは

本当に想像を絶する大変な経験をされています。



妹の旦那様も自由が丘でビストロを営み10余年。


お酒が出せないってことでとても苦労をしている。



っざけんなーーーーー!!


なんの意味もなし。

ただいたずらに市井の人々を苦しめているだけ。



と、政府のせいにしたり、誰かのせいにして文句を言っていてもしようがない。


自分に出来ることを日々していくだけ。



テイクアウトして、お家で楽しむ。


買ってきたお惣菜をパックのまま食卓に並べて、パートナーが

怒ったりってことがあるらしい。


どっちでもいいけど、私は器を作る者だから、器は売るほどあるので

必ず料理は器に盛っていただく。



器が好きだから。


料理と、器の出会いを楽しみたい。



新潟へ行って、友人の窯元でお母上とお話していて、

「器を洗うのが好き」

って言ってたの、私もーーーー!って思った。




好きな器を使っているから、洗うのも嬉しいし、楽しい、気持ちイイ。


それにしても、美味しいお料理をお家でいただくのも嬉しいけれど、

お店でいただきたいものです。お酒ー!!


ともに、楽しみませんか?


RIGOLO BISTRO à VIN
[リゴロ ビストロ ア ヴァン]


「リゴロ」はフランス語で「面白い」とか「笑える」とか

この今も、笑って笑って生きましょう!





2021/05/16

しん

 






春になると、「新」とつく野菜が出てきてワクワクする。


「新じゃがいも」「新玉ねぎ」「新にんじん」「新ごぼう」



初々しい光が野菜の周りにある気がする。


新玉ねぎの丸ごとスープ

新にんじんのサラダ

ブロッコリー茹でただけ

キュウリのぬか漬け


野菜をモリモリ食べると身体が軽く気持ちよくなる


新玉ねぎのスープは、今回は鶏ガラスープに梅干を入れてみた

さっぱりしたスープに玉ねぎの甘みがとっても佳い



「新」と呼ばれる時期を過ぎた野菜も、また佳い





2021/05/08

やきあがり

 



先月末に窯焚きした生徒さんたちの作品をご紹介します!


中国から来られて、姪御さんと暮らしている生徒さんの作品は、

明の時代の赤絵皿の写し。

上絵ではなく下絵だけど、とっても丁寧に描かれていて素敵!

他の生徒さんも大絶賛です。






















搔き落としの作品。

トルコ釉薬が映えています。藤城清治さんの影絵の世界を

思い浮かべました。

とっても繊細な線に感動です。
























初級・中級コースを終えて初めての自由作品。

全く陶芸の経験が無かった生徒さんですが、お一人でも色々出来る

ようになってきました。

秋刀魚のお皿ということでしたが、オードブル3種など色々使えますね。






















アマビエの箸置き!

ご夫婦で通ってくださっていて、お二人で協力して

絵付けをしていました。表情が色々で、見ているとウフッと笑みがこぼれます。

疫病退散ということで笑顔でいきましょう!























そして、テストで焼成したもの。

もうちょっと緋色が欲しかったのですが、まぁまぁの焼き上がり。

また次の窯焚きの時にも試してみまーす。






2021/05/05

じゅうそう

 





今回の登山は、奥高尾縦走!


高尾駅からバスで陣馬高原下バス停まで行き、陣馬山頂を

目指して歩きます。





















藤の花が高い所で咲いていました。

野生の藤は木に巻き付いて、上へ上へと伸びて行くのですね。

ワイルドでかっこよかった!


























このような道をひたすら登って行きます。


そして、約1時間30分で陣馬山頂に到着!


























陣馬山頂からは、冒頭の写真のように、富士山がとってもきれいに見えました。

茶屋で少し休憩して、次の目標に向かって歩き始めます。


























明王峠にさしかかり、ここからまた景信山を目指します。

まだまだ元気~♪






















ここら辺りからずっと、シャガの花が群生していました。























景信山に到着したころには、少し雲行きがあやしくなり、

パラパラと雨が降ったり止んだり。

時々晴れ間もあるのでまぁ大丈夫でしょう。


ここでお昼ご飯♪
























ここにもありがたいことに茶屋があるので、なめこ汁を購入し、

持参のおにぎりとともにいただきまーす!





















はい、そうしてまた次の目標へ向かいます。

次は小仏峠を抜けて小仏城山へ!
























山吹の一重と八重が一度に見られました。























小仏城山に着いた頃には、またスッキリと晴れていました。






















そして最終目的地、高尾山へ向かいます。


9時から出発して3時頃。6時間くらい歩いているので、この頃から

足が疲れて重くなってきました・・・。


でも、あと少し!歩くどーーー!!

と、気合を入れなくても、ここまできたらイヤでも下山しないと

帰られませんので、行くしかないのです。























おお~!大山蓮華が咲いているところが見られました。

何が楽しいって、こういった花々を愛でられるのがいいのですよね。




山の空気はとても澄んでいて気持ちがよくて、下界の混乱なんて関係なく、

木々たちや鳥はそこで生きています。

ウグイスの声や他の鳥たちの声も。

コルリやルリビタキ、ジョウビタキなどがいるそうですが、私には

その姿も声も判別できないけれど、確かにそこにいたのです。いい声~。


























は~い、やっと高尾山に到着~。

時間は午後4時。


高尾山頂には、ケーブルカーで行けるので、私たちのようなヘロヘロの登山者もいれば、

きれいな恰好をした若いカップルや家族連れなどもたくさんいて、

いつも面白い光景だな~って思うのです。


山登りするとやたらとお腹が減るので、ここでもまた茶屋でうどんをいただき、

下山しました。



朝9時から登り始めて、高尾山を下りてきて5時30分。

8時間半の登山でしたが、無事に帰って来ることが出来ました。感謝!!


GWは山での遭難のニュースが多く、今回登った山は低山だけど、

気を緩めずに登りたいものです。


登って下りて、また登り、縦走は初めてでしたがなかなか面白いコースで、

歩きやすかったし楽しかったなぁ。



まったく、山登りは人生のようだとつくづく思います。




翌日は身体中が筋肉痛・・・。