五島美術館で開催中の展覧会
「アジアのうつわわーるど」に行ってきました。
五島美術館は東急を創設した五島慶太氏のコレクションを
保存・展示するために作られました。
上野毛の駅を降りて美術館へと続く道を歩いて行くと、
口をあんぐり開けて見ながら歩くような広大な土地を持った邸宅が続いていて、
この世の仕組みの一端を見るような気がするのです。
美術館自体もとっても広い庭園を持ったゆったりとした美術館です。
コレクションも、展示もなかなかマニアックなことが多く、混雑していることが
あまりないので、しっかり、ゆっくり鑑賞出来るのが嬉しい美術館です。
今回の展覧会は、休館中の町田市立博物館所蔵の東南アジアの焼き物や、
中国の陶磁器、ガラス器を展示するというものでした。
中国陶磁器の毛ほどの隙もないような緊張感のある陶磁器もいいけれど、
ベトナムやタイ、クメールのちょっとだけ気の抜けたような器に
ホッとしたり、器の来た道を思いました。
今回展覧会へ行って、山水画のもとはベトナムの陶器だったということを知りました。
あとね、「チョコレート・ボトム」と言う言葉も初めて知って、
やっぱり美術館へ行くのは楽しいなぁ~と感じました。
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