2024/12/13

すやき

 



















久しぶりの窯焚き。

素焼きをしました。


以前は毎年参加させてもらっていた「ボタン展」に、

次回4年ぶり?に参加させていただくので、ボタンを焼きます。


























他にもご注文いただいている器を遅ればせながら焼いています。

ご注文いただいている方々、もう少しお待ちくださいねー。


沖縄はまだまだ暖かく、昼間は窓を開け、風を入れて過ごしています。

年末感がイマイチ感じられませんが、もうすぐ今年も終わり。

風邪ひかないように気を付けてお過ごしください⛄









2024/11/26

とっとり2

 


















海岸線を走り、道の駅「神話の里 白うさぎ」へ寄りました。


そのすぐ側に「因幡の白うさぎ」の神話で有名な「白兎神社」があります。

神話の内容をざっくり言うと、白うさぎが鮫を騙して毛をむしられ

泣いていたところ、通りかかった大国主命が助けてくれて、そのお礼にと、

美しい八神姫とのご縁を結びました。その白うさぎが祀られているということで、

縁結びの神様ともいわれています。


まずお参りして、その後は腹ごしらえ!


館内にあるレストランで「うさぎ三段跳び丼」をいただきました。





















大好きなイカがたっぷり入っている~。

このあたりは白イカが有名らしい。














イカの白波を大根と人参で出来たうさぎが跳ねているのです。


さて、そこからさらに山の方へと向かっていきます。


三朝温泉に向かう途中に、三徳山 三佛寺 国宝「投入堂」があります。

とんでもない崖に立つ御堂で、どうやって建立したのかと首を

傾げたくなります。

言い伝えで、役行者が法力で投げ入れたとされているので「投入堂」と言われて

いるそうです。

登山して参拝も出来ますが、結構な険しい山道を登り、鎖場もあるようなので

断念し、下から眺めることのできる遥拝所にて拝みました。

望遠鏡も設えられていますが、目を凝らすと肉眼でも見えました。








昔一緒に働いていた鳥取県出身の友人から話を聞いて、

一度は見て見たかったのです。(下からだけど)

彼女は登ったって言っていたかしら?



三朝温泉も行ってみたかったところ。

いい湯でした~♨️



2024/11/25

とっとり

 


















紅葉と温泉を訪ねて鳥取へ!


初鳥取県。まずは鳥取砂丘へ。

























行って見たかったんだ~。




















あの山の上まで登ってみよう!

と、歩き出したは良いけれど、砂に足を取られてなかなか前へ進みません。

登りがきつかったこと。





















それでも、風が吹くと砂が動いて風紋を作って行く様が美しくて、

足を止めて魅入ってしまいます。






















砂山の向こうは日本海。

青く美しい。






















連れて行ってくれた里前に感謝!






















思った通り、靴の中にはたっぷりの砂が入っていました。

タイツを履いていたのですが、その中にまで砂は入り込んで、

指の間の砂を払うのが大変でした。しかし、足洗い場があるので大丈夫。

靴に砂が入らないようにビニールを靴の上から被せて膝下までガードして

いる人や、長靴を履いたり、洗えばいいさでサンダルの方々もいましたよ。





その後は、砂丘にほど近い場所にある、「砂の美術館」へ。























この期間は「フランス編」の展示。パリオリンピックがあったからかな?

フランスの歴史や建築物などをテーマに作られた彫刻が並んでいます。


























全て、砂と水だけで出来ているのです。

近くで見ると細部まで丁寧に作られていて、信じられない気持ちになってきます。

国内外からアーテイストたちが集まって、何日間もかかって作り、展示期間が

終わったら崩し、その砂でまた別のテーマの彫刻を作って行く。

生まれて、消えて、また生まれて行く・・・



2階から全体を眺めることも出来ます。






















鳥取砂丘を堪能した後は、西へと車を走らせ三朝温泉へ。

その途中で寄り道したことにつていはまた後日。




2024/11/21

おび

 


















浴衣用の半幅帯を織ろうと、計画表を書いてから約10か月。

ようやっと織り上がりました!


糸を染めるところからたくさんの行程を経て、3m80cm。

ひたすら織り続けましたが、ずっと楽しかった🎵


黄色はフクギ、灰色は月桃で染めました。

ミンサー模様を浮かび上がらせるのは、「グーシ花織」という技法を

使い、一つ一つ織りあげましたよ。

ミスすることもあり、そこまで糸を戻して織り直すので、

三歩進んで二歩下がる

を繰り返していました。





















さすがに沖縄でも季節外れとなってきましたので、

来年の夏に結ぶことを楽しみにしています。

元々持っていたこの浴衣に合わせるために色を選んでおりましたよ。





2024/11/18

おーどぶる

 



















沖縄では、お正月やクリスマス、清明、お盆などなど家族や

友人たちが集まる時にはオードブルを注文してみなでいただくという

習慣があるようで、いつもいいな~と思って見ていました。


大体4~5人用からなので、なかなか普段二人でいただくこともなく、

友人たちがお家に来てくれる時もなんとなくオードブルは今日では

ないなって勝手に思っていて機会をうかがっていました。


そんな時、里の友人ご夫婦がお家に来て下さることになり、

その日は前々から昼間に那覇へ行く予定が入っていて、料理をする時間が

あまりないな~ということで「そうだ!オードブルにしよう!」

と思いついたのです。


友人が、昨年末まで宜野湾で営んでいた「オアシス食堂」が建物の

老朽化に伴なう閉店により、新店舗準備中の間他店舗のキッチンを借りて

お弁当やオードブルを作って販売しているので、応援も兼ねて注文しました!
















どれもこれも美味しかったです!



2024/11/10

さきしま

 





















少し前のことですが、那覇の桜坂劇場で開催された

THE SAKISHIMA meeting

結成20周年のライブへ行ってきました。


下地イサムさんと新良幸人さんの美しい声とハーモニーを聞きながら

ビールに泡盛、ワインも楽しめます。

トークも楽しく、あっという間に時間が過ぎました。

客席も満席で、熱心なファンのみなさんも大勢いて、盛り上がりました!


会場の外廊下にはライブ写真があり販売されていました。

そしてその上にはヤチムン作家たちの大皿が展示販売されています。









大皿欲しくなってしまった🎵


2024/11/08

くわんそう

 




















6月の三人展の時に、石嶺食堂の千明さんにいただいた

「クワンソウ」の甘酢漬け。


クワンソウにはビタミンA、ビタミンc、カリウムなど多くの栄養素が

含まれていますが、その中で「オキシピナタニン」(覚えられない)

という成分が安眠を促す効果があるらしく、質の高い睡眠を得るために

摂取するとよいとのことです。


そのことを最近ラジオで聞いたらしい里前に話を聞いて、

近所の市場へ出かけると、お茶と、生の花が売っていたので購入し、

花は甘酢漬けにしていただきました。






















花をお湯でさっと茹で、冷ましたら甘酢に漬けるだけ。

お味は特にクセもなく、シャキシャキした歯応えがいい。


眠りの方は・・・

こういうものは続けないと分かりませんね。

生の花はなかなか手に入りませんが、お茶は続けられそう。


睡眠は大事🎵




2024/10/21

みそ

 







味噌の仕込みをしました。


毎回お世話になっている横浜の小泉麹屋さんに、大豆と麹を送ってもらい

大豆を一晩水に浸けたあと、茹でていきます。





















あくを取りながら6時間。

コトコトコトコト

圧力鍋で時短もありだけど、時間をかけるのもアリ。



茹で上がったら大豆を潰して塩を混ぜた麹に投入。






















まとめた潰し大豆が麹の上に鎮座ましましている。

これをよく混ぜて、ソフトボールくらいの大きさに丸めて

桶に叩き込みます。

空気を抜くためで、ストレス解消のためではありません。






















表面をならしてラップをかけて終了。

あとは菌たちが美味しくしてくれるのを待つのみ。

楽しみ🎵



2024/10/20

ばしょうふ

 






月に一度の奏の会句会。


今回は沖縄県立博物館・美術館で開催中の

「芭蕉布展」へ出かけました。


喜如嘉の芭蕉布保存会50周年記念の展覧会です。

2022年に亡くなられた平良敏子さんが生涯をかけて芭蕉布の復興に

尽力した軌跡も見られます。




こちらは神官が纏っていた芭蕉布。

















繊細な糸で織られています。


染められた芭蕉の糸で織られています。

おしゃれ~。
















琉球王朝時代の位の高い役人から庶民まで、身につけられていた芭蕉布。

今では来ている人は見かけませんが、沖縄の気候にはピッタリの

織物だそうです。

織物の先生が、不思議と重ね着しても涼しく感じるとおっしゃっていました。




こちらは胴に芭蕉の渋汁を塗った和紙を重ねたものを張った三線です。

















蛇皮は輸入品で高価だったため、戦前まではこの渋紙張りが代用品で

使われていたようです。

どんな音色かしら。


平良敏子さんが詠んだ琉歌が展示されていました。






















  日々の荢績み(うーうみ)や

   我身ぬ年忘て

    美荢績み貯みて

     布になさな



(毎日の荢績みは

 自分の年も忘れてるほど

 荢績みをたくさんして

 布にしましょう)

2024/10/17

うみ

 






滅多に海には入らない私ですが、年に一回は入りたい。

海は見るもの(ウチナーンチュ)


そんな時に友人たちが相次いで来沖してくれて、「海に行きたい!」との

リクエストがあったので、里前にお願いしてみんなして連れて行ってもらいました。



まずは高知の友人夫妻。

先日の高知個展でもたくさんお世話になりました。

沖縄初上陸の二人をご案内~♪













シュノーケリングする妻を見守る夫君。




















本当によい天気で海も美しく、魚もたくさん見ることが出来ました!

群れで泳いでいたよ~🐟


そしてもう一組は高校時代からの友人家族。

会うのはもう10年近く振りになるのですが、

家族で沖縄旅行に来ると言うことで、せっかくだから海へ!























のんびり無人島で癒されました。
























ニライカナイ号にて快適な海の旅に誘ってくれた里前に感謝!


そして、海に連れ出してくれた友人達に感謝!


海に入るのも…また佳き🎵



2024/10/08

ぼうる

 


















琉球料理伝承人の饒平名千明さんによる講習会。

今回は琉球菓子の「花ぼうる」と

昔ながらのおやつ「ンムクジ(芋くず)アンダーギー」


花ぼうるの「ぼうる」は「ボーロ」のことで、子供の頃たまごボーロって

食べましたよね?あのボーロをおもてなしのお菓子として飾り切りをして

作られたもの。江戸時代に薩摩の役人に暑気見舞いとして贈られたとの

記録があります。


飾り切りの見本をしていだだきます。























一見ではなかなか難しい!

実践で千明先生に教えてもらいつつ、なんとか形にしていきます。

オーブンで15分焼いて出来上がり。






















手前が私のですが、ちょっと捏ねすぎたようでグルテン発生。

膨らんでしまいました。他の参加者の方が作った奥のぼうるが美しい。

でもお味は好き。

薄力粉と卵黄と砂糖だけの素朴な味。



ンムクジアンダーギーはカツオ出汁と塩で味付け。

ニラも入れるのでオツマミにもよい。






















美味しくできました!

次に作る時は飾り切りも美しく出来るように、土で練習しようかな♪