2024/12/31

のってぃんぐ

 






半幅帯を織り終えて、次の織物を始めました。


今回は「ノッティング織」という技法を習い、お尻に敷く布を織っています。



以前に織っている方を見て、「次回はこれ!」

と思っていたのです。毛糸を使うので寒い今の時季にピッタリ。






















5色の毛糸を使って結んで織って行きます。

まだまだ時間がかかりそう。

織りあがる頃には暖かくなっていそうだ~。





2024/12/30

いぜなじま2

 






二日目は伊是名島観光へ。

伊是名島観光協会の会長中川氏が、バスの運転からガイドまで

してくださいました。




















琉球王朝の第二尚氏時代の初代国王の尚円は、伊是名島出身です。

農家に生まれ、数奇な運命を辿りながらも国王へと上り詰めた人物です。





















この銅像は伊是名島出身の、版画家名嘉睦稔さんが制作したものです。

考証者の高良倉吉さんも伊是名島出身とのことです。




金丸(後の尚円王)は、

働き者

好男子

地の利を知る


という評判があり、そりゃぁもうモテモテだったらしい。

金丸は24歳の時に伊是名島を妻と弟と出る訳ですが、その理由の

一つとなる田んぼ(逆田)にある琉歌の碑には、島を出てしまった

金丸を恋い焦がれる女性たちの歌が彫られています。






















他の名所もバスで巡っていただきましたが、会長のお話が面白過ぎて

時間もどんどん押してきたので駆け足となりました。

沢山の興味深いお話を聞くことが出来ましたが、まだまだ時間が

足りませんでした。

10人以上集まれば、会長のガイドで名所を廻ってもらえるそうです。



後ろ髪を引かれながら帰路に着きます。












港まで見送りに来てくださいました。

お別れの紙テープ、憧れていたのよね~。

この紙テープは水に溶けるようになっていますよ🎵


また伊是名島を訪れよう!と、友人と、今回出会った方々と約束して

帰りました。



伊是名島のフェリーターミナルのお土産屋さんで購入したこの貝。






















「チチョンナ」という名前が書かれていたけど、初めての貝。

島の人に聞いたから出汁がとっても出るので3回は出汁を採って、

とのことだったのでたっぷり出汁を採りましたよ。






















身も取り出してお味噌汁の具にしました。











2024/12/28

いぜなじま

 






初上陸しました、伊是名島。

今帰仁運天港からフェリーで1時間。


年初に黒島へ訪れた時と同じ、「島まーる」のプログラムの一環です。

今回はその黒島のツアーで知り合った友人と一緒にツアーに申し込みました。


友人が運転してくれる車で港まで行き、フェリー伊是名尚円に乗り込みます。






















生憎の空模様ですが、プログラムのビーチクリーン活動は行われました。

伊是名島から無人島の屋那覇島へ渡り、ゴミ拾い!

























海人の方々の船に乗せていただき、今回は梯子伝いで上陸しました。











大量の漂着ゴミ。風が強く小雨が降る中、ツアー参加者の皆さんと

拾いまくります。皆さんが一生懸命拾っている背中を見て、私も

もっともっとと藪の中に入って行きますが、伊是名島はハブの居ない島

なので安心♪

















色々なゴミが散乱していました。特にペットボトルが多い!

ペットボトルの飲料は便利ですが、考えさせられます。

今回のツアーでも事前の案内で、新たなゴミを島に持ち込まないように

ということで、マイボトルの持参が呼びかけられました。

なるべくゴミを出さない、ということから始めないと、拾っても拾っても

イタチごっこになってしまいます。


その後、ゴミを分別して袋に詰め直しました。




集めたゴミは船で港まで運んでもらいます。








伊是名島はモズクの養殖も盛んです。

港に着く前に海人さんが養殖場に案内してくれました。























伊是名島に持ち帰ったゴミをゴミ処理場に持って行き、さらに分別します。



ゴミ処理施設の方に、施設の案内をしていただき、伊是名島で環境に

配慮したゴミの処理が行われていることを教えていただきました。













今回拾ったゴミは産業廃棄物ということになり、こちらの施設では

処理できないそうで、沖縄本島に運ばれて処理されます。



ペットボトルもきれいに洗われていましたが、私たちが捨てる時に

ラベルを剥がし、中身をきれにして出すことで手間が一つ減るのです。

漂着ゴミのペットボトルの中には、中身が残っているものや、たばこの

吸い殻が入っているものもありました。

一人一人の行動で変わることはたくさんあります。


自分の行動の先に、係わる人がいることを想像して行うことが大切です。



汗をかいた後は、参加者のみなさんとツアーのコーディネーターの方々や

島のみなさんと呑み会!

1日目の夜が更けていきました。









2024/12/23

とうじ

 






「トゥンジー(冬至) ジューシー」

「イナムドゥチ」


千明先生の琉球料理講座で教えてもらいました。


トンンジー ジューシーはターンム(田芋)入りのジューシー。

冬至にいただきます。

イナムドゥチはお祝いの日にいただく汁物です。


材料のニンジンや豚肉シイタケなどは、きれいに切りそろえます。

お客様やお供えするご先祖様を敬う気持ちを表しています。






















その他に「ミミガーともやしのピリ辛炒め」

「クルミとクコの薬膳菓子」の作り方も教えてもらいました。

さらに、千明先生がブレンドした薬膳茶もいただき、

身体も心もホカホカで、お腹いっぱいで帰りました。





後日、冬至の本番ではジューシーは沖縄のお母さんが作ってくれる

約束をしていたので、イナムドゥチのみお家で再現しました。











沖縄ではイナムドゥチ専用の味噌が売られています。

しかし、千明先生もおっしゃっていましたが、

添加物がエグイので京白味噌を使いました。

それでも美味しく出来ましたよ🎵




買い物をする時は原材料を確認しましょー。

だって、原材料の一つに「漂白剤」って書いてあった…。



2024/12/13

すやき

 



















久しぶりの窯焚き。

素焼きをしました。


以前は毎年参加させてもらっていた「ボタン展」に、

次回4年ぶり?に参加させていただくので、ボタンを焼きます。


























他にもご注文いただいている器を遅ればせながら焼いています。

ご注文いただいている方々、もう少しお待ちくださいねー。


沖縄はまだまだ暖かく、昼間は窓を開け、風を入れて過ごしています。

年末感がイマイチ感じられませんが、もうすぐ今年も終わり。

風邪ひかないように気を付けてお過ごしください⛄









2024/11/26

とっとり2

 


















海岸線を走り、道の駅「神話の里 白うさぎ」へ寄りました。


そのすぐ側に「因幡の白うさぎ」の神話で有名な「白兎神社」があります。

神話の内容をざっくり言うと、白うさぎが鮫を騙して毛をむしられ

泣いていたところ、通りかかった大国主命が助けてくれて、そのお礼にと、

美しい八神姫とのご縁を結びました。その白うさぎが祀られているということで、

縁結びの神様ともいわれています。


まずお参りして、その後は腹ごしらえ!


館内にあるレストランで「うさぎ三段跳び丼」をいただきました。





















大好きなイカがたっぷり入っている~。

このあたりは白イカが有名らしい。














イカの白波を大根と人参で出来たうさぎが跳ねているのです。


さて、そこからさらに山の方へと向かっていきます。


三朝温泉に向かう途中に、三徳山 三佛寺 国宝「投入堂」があります。

とんでもない崖に立つ御堂で、どうやって建立したのかと首を

傾げたくなります。

言い伝えで、役行者が法力で投げ入れたとされているので「投入堂」と言われて

いるそうです。

登山して参拝も出来ますが、結構な険しい山道を登り、鎖場もあるようなので

断念し、下から眺めることのできる遥拝所にて拝みました。

望遠鏡も設えられていますが、目を凝らすと肉眼でも見えました。








昔一緒に働いていた鳥取県出身の友人から話を聞いて、

一度は見て見たかったのです。(下からだけど)

彼女は登ったって言っていたかしら?



三朝温泉も行ってみたかったところ。

いい湯でした~♨️



2024/11/25

とっとり

 


















紅葉と温泉を訪ねて鳥取へ!


初鳥取県。まずは鳥取砂丘へ。

























行って見たかったんだ~。




















あの山の上まで登ってみよう!

と、歩き出したは良いけれど、砂に足を取られてなかなか前へ進みません。

登りがきつかったこと。





















それでも、風が吹くと砂が動いて風紋を作って行く様が美しくて、

足を止めて魅入ってしまいます。






















砂山の向こうは日本海。

青く美しい。






















連れて行ってくれた里前に感謝!






















思った通り、靴の中にはたっぷりの砂が入っていました。

タイツを履いていたのですが、その中にまで砂は入り込んで、

指の間の砂を払うのが大変でした。しかし、足洗い場があるので大丈夫。

靴に砂が入らないようにビニールを靴の上から被せて膝下までガードして

いる人や、長靴を履いたり、洗えばいいさでサンダルの方々もいましたよ。





その後は、砂丘にほど近い場所にある、「砂の美術館」へ。























この期間は「フランス編」の展示。パリオリンピックがあったからかな?

フランスの歴史や建築物などをテーマに作られた彫刻が並んでいます。


























全て、砂と水だけで出来ているのです。

近くで見ると細部まで丁寧に作られていて、信じられない気持ちになってきます。

国内外からアーテイストたちが集まって、何日間もかかって作り、展示期間が

終わったら崩し、その砂でまた別のテーマの彫刻を作って行く。

生まれて、消えて、また生まれて行く・・・



2階から全体を眺めることも出来ます。






















鳥取砂丘を堪能した後は、西へと車を走らせ三朝温泉へ。

その途中で寄り道したことにつていはまた後日。