久しぶりの窯焚き。
素焼きをしました。
以前は毎年参加させてもらっていた「ボタン展」に、
次回4年ぶり?に参加させていただくので、ボタンを焼きます。
海岸線を走り、道の駅「神話の里 白うさぎ」へ寄りました。
そのすぐ側に「因幡の白うさぎ」の神話で有名な「白兎神社」があります。
神話の内容をざっくり言うと、白うさぎが鮫を騙して毛をむしられ
泣いていたところ、通りかかった大国主命が助けてくれて、そのお礼にと、
美しい八神姫とのご縁を結びました。その白うさぎが祀られているということで、
縁結びの神様ともいわれています。
まずお参りして、その後は腹ごしらえ!
館内にあるレストランで「うさぎ三段跳び丼」をいただきました。
イカの白波を大根と人参で出来たうさぎが跳ねているのです。
さて、そこからさらに山の方へと向かっていきます。
三朝温泉に向かう途中に、三徳山 三佛寺 国宝「投入堂」があります。
とんでもない崖に立つ御堂で、どうやって建立したのかと首を
傾げたくなります。
言い伝えで、役行者が法力で投げ入れたとされているので「投入堂」と言われて
いるそうです。
登山して参拝も出来ますが、結構な険しい山道を登り、鎖場もあるようなので
断念し、下から眺めることのできる遥拝所にて拝みました。
望遠鏡も設えられていますが、目を凝らすと肉眼でも見えました。
昔一緒に働いていた鳥取県出身の友人から話を聞いて、
一度は見て見たかったのです。(下からだけど)
彼女は登ったって言っていたかしら?
三朝温泉も行ってみたかったところ。
いい湯でした~♨️
紅葉と温泉を訪ねて鳥取へ!
初鳥取県。まずは鳥取砂丘へ。
浴衣用の半幅帯を織ろうと、計画表を書いてから約10か月。
ようやっと織り上がりました!
糸を染めるところからたくさんの行程を経て、3m80cm。
ひたすら織り続けましたが、ずっと楽しかった🎵
黄色はフクギ、灰色は月桃で染めました。
ミンサー模様を浮かび上がらせるのは、「グーシ花織」という技法を
使い、一つ一つ織りあげましたよ。
ミスすることもあり、そこまで糸を戻して織り直すので、
三歩進んで二歩下がる
を繰り返していました。
沖縄では、お正月やクリスマス、清明、お盆などなど家族や
友人たちが集まる時にはオードブルを注文してみなでいただくという
習慣があるようで、いつもいいな~と思って見ていました。
大体4~5人用からなので、なかなか普段二人でいただくこともなく、
友人たちがお家に来てくれる時もなんとなくオードブルは今日では
ないなって勝手に思っていて機会をうかがっていました。
そんな時、里の友人ご夫婦がお家に来て下さることになり、
その日は前々から昼間に那覇へ行く予定が入っていて、料理をする時間が
あまりないな~ということで「そうだ!オードブルにしよう!」
と思いついたのです。
友人が、昨年末まで宜野湾で営んでいた「オアシス食堂」が建物の
老朽化に伴なう閉店により、新店舗準備中の間他店舗のキッチンを借りて
お弁当やオードブルを作って販売しているので、応援も兼ねて注文しました!
どれもこれも美味しかったです!
6月の三人展の時に、石嶺食堂の千明さんにいただいた
「クワンソウ」の甘酢漬け。
クワンソウにはビタミンA、ビタミンc、カリウムなど多くの栄養素が
含まれていますが、その中で「オキシピナタニン」(覚えられない)
という成分が安眠を促す効果があるらしく、質の高い睡眠を得るために
摂取するとよいとのことです。
そのことを最近ラジオで聞いたらしい里前に話を聞いて、
近所の市場へ出かけると、お茶と、生の花が売っていたので購入し、
花は甘酢漬けにしていただきました。
月に一度の奏の会句会。
今回は沖縄県立博物館・美術館で開催中の
「芭蕉布展」へ出かけました。
喜如嘉の芭蕉布保存会50周年記念の展覧会です。
2022年に亡くなられた平良敏子さんが生涯をかけて芭蕉布の復興に
尽力した軌跡も見られます。
こちらは神官が纏っていた芭蕉布。
繊細な糸で織られています。
染められた芭蕉の糸で織られています。
おしゃれ~。
琉球王朝時代の位の高い役人から庶民まで、身につけられていた芭蕉布。
今では来ている人は見かけませんが、沖縄の気候にはピッタリの
織物だそうです。
織物の先生が、不思議と重ね着しても涼しく感じるとおっしゃっていました。
こちらは胴に芭蕉の渋汁を塗った和紙を重ねたものを張った三線です。
蛇皮は輸入品で高価だったため、戦前まではこの渋紙張りが代用品で
使われていたようです。
どんな音色かしら。
平良敏子さんが詠んだ琉歌が展示されていました。
(毎日の荢績みは
自分の年も忘れてるほど
荢績みをたくさんして
布にしましょう)
海は見るもの(ウチナーンチュ)
そんな時に友人たちが相次いで来沖してくれて、「海に行きたい!」との
リクエストがあったので、里前にお願いしてみんなして連れて行ってもらいました。
まずは高知の友人夫妻。
先日の高知個展でもたくさんお世話になりました。
沖縄初上陸の二人をご案内~♪
シュノーケリングする妻を見守る夫君。
琉球料理伝承人の饒平名千明さんによる講習会。
今回は琉球菓子の「花ぼうる」と
昔ながらのおやつ「ンムクジ(芋くず)アンダーギー」
花ぼうるの「ぼうる」は「ボーロ」のことで、子供の頃たまごボーロって
食べましたよね?あのボーロをおもてなしのお菓子として飾り切りをして
作られたもの。江戸時代に薩摩の役人に暑気見舞いとして贈られたとの
記録があります。
飾り切りの見本をしていだだきます。