今月の吟行は、豊見城市にある「おきなわ工芸の杜」に行ってきました!
沖縄の伝統工芸品を紹介し、作り手とそれを使う人を結び付けたり、
工芸品の作り手に場所を提供して支援したり、情報発信をする場所として
設立された施設です。
いくつかの体験ができるので俳句仲間から希望を募って予約しました。
日曜日で、他にイベントとしてマルシェが開催されていたこともあり、
予約が取れない体験もありましたが、藍染の体験は予約が取れたので、
体験する仲間にくっついて見学させてもらいました。
今月の吟行は、豊見城市にある「おきなわ工芸の杜」に行ってきました!
沖縄の伝統工芸品を紹介し、作り手とそれを使う人を結び付けたり、
工芸品の作り手に場所を提供して支援したり、情報発信をする場所として
設立された施設です。
いくつかの体験ができるので俳句仲間から希望を募って予約しました。
日曜日で、他にイベントとしてマルシェが開催されていたこともあり、
予約が取れない体験もありましたが、藍染の体験は予約が取れたので、
体験する仲間にくっついて見学させてもらいました。
只今公開中の映画「宝島」を観に行ってきました。
以前小説は読んでいましたが、映画化となって気になっていたところ、
海のお仕事が休みになった里前に誘われ出掛けました。
米軍基地に忍び込んで物資を奪い取り、人々に分け与える
”戦果アギヤー”と呼ばれる者たちのリーダー”オン”が、
ある日を境に姿を消してしまった。
その友人”グスク”、オンちゃんの実弟”レイ”、オンちゃんの恋人
”ヤマコ”を中心人物として、戦後の沖縄の辿ってきた道を描く。
この3人は、ずっと”オン”ちゃんの行方を追い続ける。
フィクションではあるけれど、実際に起こった事件
「宮森小学校米軍機墜落事故」、「コザ暴動」、「婦女子暴行」
「轢き逃げ」など米軍が起こしたにも関わらず、日米地位協定によって
守られ、無罪となった米軍人のことなども語られています。
武器を使わずに訴え続けていた沖縄の人々の、怒りと我慢が
爆発したのが「コザ暴動」です。
そのシーンは迫力があり、悲しいでも嬉しいでも怒りでもない、
訳の分からない感情に襲われて涙が出てきましたよ。
その他の重要な人物として”ウタ”という子が登場します。
彼は米軍高官と、沖縄の女性との間に生まれたのですが、
身分を隠して交わった米軍高官は、女性を捨てます。
映画の内容はこれ以上詳しくはここでは語りませんが、
基地のある街ではそうした米軍との間に生まれた子で、
ちゃんと父親として育てるならまだしも、任期が終わったら
妻子を捨ててアメリカに帰った人が多くいます。
生まれた子は、父親も知らず、地域でも差別され、
生きるのにとてもとても苦しかったことでしょう。
むぅ~~~。
理不尽なことが今も変わらずある。
あの時から沖縄は1ミリも改善されていない。
今でも暴行事件はあるし、里前は米軍関係者に車を当てられた時、
基地に逃げ込もうとしているのを追っかけて行って、基地に入る
寸前で止めて、MPと日本の警察を呼んでなんとか補償を勝ち取り
ましたが、沖縄や基地の有る街で、公にならないことが他にも
起こっていることでしょう。
未だに世界では戦争が終わらないし、人間は愚かです。
でも、生きていく。