2014/02/15

てつを




















 
首里の石嶺食堂での二人展の時、搬入を始めて数時間が経った。
作品がだいぶ並んできて先が見えてきた頃、
尾中先生が
「どない思う?」
と聞いてきた。
ワタシは器を並べつつ、ちらりと、時々じっと、尾中先生の絵を見ていたけれど、
泣きそうになったことなんて、言えなかった。
沖縄の人々の顔に刻まれたしわ、それぞれの人が大切に思う何かを見つめる目、
愛しいものを語り、唄う口。
尾中先生の愛する沖縄と沖縄で生きる人々。
描かれた人々が石嶺食堂の中でおしゃべりを始めたように感じた。
展覧会が始まって、作品を見にきてくれた人、食事をしにきた人、石嶺食堂で
働く人たち、たくさんの人が風を持ってきてはまた去って、日毎に絵が生き生き
してきたように感じた。
 
何にしても時間がかかる私は、すぐに言葉にできなかった。
今ごろやっと。
「いいね!」
 
 
尾中哲夫せんせいの個展が京都の「Art Spot Korin」で開催されます。
 
2月18日(火)~3月2日(日) 15:00~19:00(最終日~18:00)
 
 
京都にお住いのかた、京都へ行く予定のかた、そうだ、京都行こう と思ったかた、
ぜひ、足をお運びくださいまし。

2 件のコメント:

  1. パスタ屋Tetz2014年2月16日 17:33

    ありがとう 涙が出てきた

    昨日、ショーヘーやチューさんと楽しく飲んだで~
    毎月、育陶園へ飲みに行く約束を  ははは

    これからズケちゃんのライブへ

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    1. むほーーー!!
      うらやましいぞ。
      それにしても、忠さんのことをチューと呼ぶとは…。
      さすがだのぅ。

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