京都出張へ行ってきました。
仕事が終わって時間があったので、
「河井寛次郎記念館」 を久しぶりに訪ねてみました。
五条坂を上がっていくと、陶器の神様がおわします。
お参りして、窯焚きの成功を願います。
そこから記念館までは徒歩で5分くらい。…だったかな。
河井寛次郎が生前家族とともにくらし、作品を作った家がそのまま
開放され、見学ができます。
家族との団欒を楽しんだ囲炉裏端
制作していた工房。
足で蹴って回す「蹴りろくろ」
登り窯も見学できます。
窯の中には鞘(さや:中に作品を入れて焼く)が残っていて、
河井寛次郎が主に使っていた2番目の部屋には、「カワイ」と
名前が入っている棚板がありました。
こちらの窯は、何人かで共同使用していたようです。
河井寛次郎は文章や詩を書くことにも長けていました。
この机で中庭を見ながら、文章を考えたりしていたのでしょうか。
静かで、緑が美しく、寛次郎が設計した家、デザインした家具、
作品に囲まれてのーーーんびりとできました。
河井寛次郎の声が聞こえてきそうな、そんな空間です。
0 件のコメント:
コメントを投稿