2015/08/15

おりべ


























高校時代からの友人と江戸東京で待ち合わせなので、少し早めに
出掛けて湯島天神に寄ってきました。

目的は、湯島天満宮 宝物殿で開催中の

「利休を超えた織部とは―?」 展を観に行くためです。


利休の茶の湯の弟子、古田織部没後400年を記念して開催されている
展覧会なのですが、予想以上に面白かったのでご紹介します。

「織部」と言えば陶芸に携わっていれば一度は耳にした言葉だと思われ
ますが、陶芸で使われるその名前には、色々な技法が含まれています。

釉薬で「織部」と言えば、「緑釉」の織部(「青織部」)で通っていますが、
その「織部」の中でも「黒織部」「織部黒」「志野織部」「弥七田織部」などがあり、
それが古田織部が職人に作らせたという説もあり、職人が作った
ものを織部が茶の湯に取り入れたことで流行ったなど説があります。

今回の展覧会は、茶人としての古田織部に焦点を当てていました。
千利休との関わりや、対比を通して古田織部がいかに個性的であったかを
伝えたいのだろうな~と感じました。

古田織部が催した茶会の道具組の再現もあり、茶会に招かれたつもりで
見たりして、楽しみました。

信長や、秀吉、伊達正宗からの書状が軸になっていたりして、古田織部の
武骨な筆跡の軸も見られたり、楽しかったです。













































「美濃伊賀」も初めて目にしました。

は~、知らんことがまだまだ山ほどあるのぅ。


湯島から歩いて上野の不忍池に寄ったら、蓮華の季節。



























浄土と俗世の狭間か?



はい。かずみちゃんとオリオンビールに泡盛の世(夜)が更けました。



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