2016/01/09

とちゅう




金継の途中経過です。

小麦粉と漆を混ぜた「麦漆」で接着して、乾かしているところ。
あれから10日以上経っていますが、まだ乾ききっていません。

漆は、空気中の水分によって乾くという、なんだか不思議な性質らしいです。

なので、乾燥して気温も低い今頃は、乾きにくいのでしょう。

漆芸家は専用の「室(むろ)」を作って乾燥させますが、素人は簡易室を
作ります。

私は発泡スチロールの箱(ちょうど家にあった)の底に濡らした新聞を入れて、
適度な湿度を保ちます。

段ボールの内側を湿らせたものでもよいですよ。


もう少し乾燥させて、継ぎ目に漆を塗り、金粉を蒔いて仕上げます。


かぶれは、少~しだけ出ました。
まぶたの上と頬に少し。

やっぱりかぶれやすい体質なんだろうな。

でも、以前よりずいぶん軽く済んでいるので、これからも続けられそうです。

よかった。よかった。


2 件のコメント:

  1. 軽いながらもかぶれたんじゃぁ
    美人が台無しじゃのぅ

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    1. ひどい時はお多福みたいになったよ。
      でも、見た目の美しさより、内側を美しくしたいね。

      アルコール消毒も、有効かしら?

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