2016/10/30

けしょう




「粉引き」という技法があります。

磁器の白さに憧れて、その土地で採れる色のついた土に、
白く焼き上がる化粧泥を掛けて、透明な釉薬を掛けて
仕上げた器です。



陶芸教室で使う化粧泥の、新しい種類を作っています。

大道土(萩焼の土)とカオリン(磁器の素になる鉱石)を
2 : 1 で混ぜたもの。

樂赤土に生掛けして、透明釉を掛けて焼成しました。

































こんな感じで焼きあがる予定。
白くはなく、御本(桃色の斑点)が出てます。

真っ白ではないのがいいなぁとの声が上がったので、
作ってみました。

テストピースが割れているのはご愛敬。


大道土を乳鉢で擦って、濾し器で濾してカオリンと混ぜて…。

料理をしているようだなー。



来月から使えますよ!










0 件のコメント:

コメントを投稿