2018/05/15

そらきゅう




先日の鹿児島旅で訪れた、薩摩焼の窯元「荒木窯」で購入した酒器です。


「そらきゅう」


と呼ばれるこの酒器は、主に鹿児島地方や九州南部、高知県などに

伝わっているものです。

「そら!」と注がれて「きゅーっ」と呑み干すから「そらきゅう」

と呼ばれるそうです。























そう、この器、底が尖っているので置いたら斜めになってしまいます。






















それもそうだけど、底に穴があいているのざます!





















あらまぁ、きれいに穴が開いていること。

器を置けないならまだしも、穴が開いているってことは、

注がれたお酒を呑み干すまで気が抜けないってことですよ。





















このように、指で穴をふさぎつつ、お酒を注がれたら

「きゅーーーっ」と呑み干さないといけません。



薩摩人や土佐人は、どんだけ酒に強いのじゃ。



ワタクシはお酒はゆっくりいただきたいので、

この「そらきゅう」は観賞用にしましょう。




なーんて、早速試してみて楽しくなっているところです。うひひ。





2 件のコメント:

  1. 3回生ん時器に関するゼミで、この種の酒器をテーマに友人と研究発表したことがあって
    実演と称して授業中に呑みまくったっちゃ当然リアル清酒
    土佐じゃぁべく杯と
    穴だけのんや立たんだけのんもあり
    立たん穴空きの両方は初めて見たっちゃ 薩摩め

    返信削除
    返信
    1. 薩摩では、立たん、穴あき、がほとんどだったよ。

      しっかし、研究と称して授業中に呑みまくるとは、
      長州人もやりますなぁ。

      削除