2018/06/30

かまだし





窯出して、窯詰めして、今日は酸化焼成。


7月27日(金)~29日(日)まで陶芸教室生徒作品展を開催するので、

そのための作品が続々焼きあがっています。






















備前手付鉢

ぼた餅もよい感じに仕上がっています。






けっして器用な人ではないけれど、ずっとずっとろくろを練習して、

何度も何度もやり直して出来上がったポット。(感涙)




他にもいい作品が出来あがってますよ~。

お楽しみに! むふっ。







2018/06/27

しゃくねつ








































窯焚きのことばかりですが、今月は陶芸教室と自作のも含めて

3回窯焚きするのでゆるしてくりしょり。



今日は陶芸教室の還元焼成。

梅雨はどこにいったの?

という暑さの中、朝9:30に火を入れてくれていた

オーナーと、13:00に交代して焚いていきます。






















950度になったら、このままの温度を1時間キープ。




















1000度を超えると穴から火がぬるっと出てきます。

目から火を吹いているみたい。






















1230度まで温度を上げて、またこのままの温度で1時間。

その後は800度までゆっくり温度を下げていって、ガスを止めます。

今日は20:50に終了しました。


ただでさえ暑いのに、窯の部屋は燃えるように暑い!!

灼熱地獄だった~。

冷房の効いた部屋に時々逃亡しつつ、無事窯焚きを終えました。


土曜日に今度は酸化焼成をしまーす。


窯出しが、どきどきと、楽しみ!!

よい焼き上がりになりますように。





2018/06/21

かまたき





我がの作品も、そろそろ窯焚きの時期がやってきました。


ご注文の器もあり、試金石にしたい器もあり。



焼き上がりが楽しみだな~。


と、その前にたくさんの行程があるわけですが、

せっかちな私が少しは「じっくり」することを学べたのは、

焼き物を志すようになってからだと思います。


いやぁ~、ありがたいことです。



飴を口にいれたら数秒後にはバリバリ噛んでしまったり、

推理小説の頁の後ろの方を先にパラパラと読んでしまったり。


こういう性質って、なんなんだ?


持って生まれた性質なら、うまく付き合って、修正できるところは

少しずつ変えていけるかもしれない。


窯焚きを終えて、温度が下がるまで待てるようになったのだもの。

(当たり前!?)


でも、100度以上でも開けてしまう強者もいるとかいないとか・・・。

熱々ですね。

急冷で器が割れたりしないのかなぁと疑問。


私は50度以下になるまで待ちますよ。










2018/06/18

ゆれる




大阪北部地震のニュースを聞いて、友人知人の無事を知りつつ、

心がザワザワとしていました。



こういう時は、じっくり料理をするに限る。


久しぶりに、辰巳芳子さんのレシピで

「ポタージュ・ボン・ファム」を作りました。


レシピを見たとは言ってもかなりテーゲーで、

材料の分量も計らず感覚で作りましたが、相当美味しい!








あくも取らず、皮を残すものもあり、塩加減も自分好みで。



電話で声を聴けたあやさん、なんだかホッとしました。

何が起こるかわからない、何が起きてもおかしくはない昨今。


会いたい人に会える時に会いたいですね。



無事でいますか

元気でいますか








2018/06/15

つゆ





梅雨に入って、じめじめと、ハッキリしない天気が続いています。

ハッキリしていることだけがいいということでもないし、

ハッキリしていないことの中にも見逃してはいけないこともある。


しかーし、洗濯物はパリッと乾いて欲しいなっ。



と、思っている6月に、毎年池袋東武百貨店で個展をされる、


信楽焼の作家、古谷和也さんの個展と、

阿曾美術で個展をされている小川待子さんの個展に出かけてきました。



それぞれ全く違う作風ですが、毎回拝見する毎に新しい風を感じ、

その心の奥にあるものを見つめたいと思います。



幸せな時間です。


比べることもなく、違いをそのまま受け入れて、自分に出来ることを

ただやっていく。


言葉で言うのは簡単だけど、行うことは覚悟が要りますけれど、

構えることなく楽しくやっていきましょ~か。









2018/06/10

みそしる





とある新聞で「和を食す」という連載をしています。

朝ご飯のお味噌汁をいただきつつ眺めていると、


 みそ汁は「なくてもいい」


という見出しに「ぎよっ」としました。味噌汁吹き出しそうになるわ。


味噌汁はあって欲しい~。



「 味噌汁を1日一回は飲みたい という人は、1990年には

8割近かったが、2017年には6割弱に 」



と書いてありましたが、私はそもそもお味噌汁って

「飲む」

という感覚ではないからな~。

「食べる」

という方がしっくりきます。



この日は小松菜だけですが、たくさんの野菜を入れて作る時もあり、

味噌はなんでも受け止めてくれると感じています。



この記事は、和食の良さを伝えるというものなので、

「なくてもいい」

という見出しだけれど、ちゃんと読んでいくとお味噌汁の大切さを

やんわりと伝えています。


でも、これだけ多様な生活様式になった昨今なので、

絶対!和食が一番やーーー!

とは言ってはいないのですね。




スペイン料理好きだし、イタリアも、フランスも、タイも中国もインドも~ ,etc.

世界の料理は美味しい。


でも、毎日食べても飽きないのは、お味噌汁。

納豆もね。



 冒頭の写真の献立  

胚芽米、十二穀混、ヒジキ炊き込みご飯
小松菜の味噌汁(出汁はいりこ)
にんじんしりしり
トマト
ハタハタの一夜干し(スーパーで20%引きだった!)
キュウリのぬか漬け(自家製)



切ったり、焼いただけ・・・。








2018/06/05

すやき








































陶芸教室の素焼きをしました。

今回は、みっちり!!と詰めています。

窯内の天井すれすれに詰まっています。


それもこれも、7月下旬の生徒作品展のためであります。


販売する作品を気合を入れて作ってくれていたり、販売はしなくても

展示に向けて一生懸命に作られた器たち。


明日から怒涛の釉掛けですよ~。

よろしくお願いします。

焼き上がりが楽しみ!



2018/06/01

はな



6月になりましたね。

もうすぐ関東地方も梅雨入りでしょうか。



紫陽花があちらこちらで咲いています。


花が好きなのですが、見ることが主で育てることが出来ていません。

陶芸教室の生徒さんには、花を育てる達人がいらっしゃいます。


「花が好きなんですよ。」


と言うその言葉には真実味があるな~。

私の「好き」はまだまだ甘っちょろいけれど、見ることを楽しむことも

その人は喜んでくれるので、嬉しいな~と思うのです。



陶芸教室には、他にも色々な達人がいらっしゃって、

90歳を超えるその方に言われた言葉が心に残りました。


「先生、今が花ですよ。」



恐れ入り谷の鬼子母神でございます!!


半分にも満たないです。人生経験。

教えていただくことばかりで・・・。




でも、

「花の命はけっこう長い」(昔、CMで歌われていいました)


と、思っていますよ。