甘いものは滅多にいただきませんが(しょっぱいものが好き)
いただきものはありがたく。
栗大福~。
お茶をいれてほっと一息。
信楽焼の作家、古谷和也さんにいただいた杯で。
この器は、夏の間はずっと島酒をロックでいただくために
毎日のように使わせてもらいました。いいね~。
この杯は、よく見ると胴の部分に文字が彫ってあります。
「馬」という字が逆の方向になっています。
これは「左馬」といって、縁起物として知られています。
その由来は、馬には右から乗ると転ぶという習性があるため、
必ず左側から乗ることからきていて、「左馬は倒れない」
として、人生を大過なく過ごせるという意味が込められていたり、
「うま」の反対向きだから「まう」と読むことが、お祝いの場で
「舞う」ことを連想させるという説もあるそうです。
そのことによって、新設の窯に火を入れるときは、作品が途中で倒れないで
無事に焼けるようにとの願いをこめて、左馬を描いたものを
焼くことがあります。
古谷さんは自分で穴窯を築窯していて、5基目かな?
新しく築いた窯の初焚きで出来たものを贈ってくれました。
こりゃー縁起がいい!!
馬にあやかって元気に駆けたいと思います。
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