夏に漆を扱ってから出てしまったかぶれが、ずっと出たり引っ込んだりと
顔から首にかけての皮膚に悩ませられていました。
個展も終わったし、出すもの出したれ~と思って、皮膚科で処方された
薬を放棄していたら、どどーーーーんと瞑眩(めんげん)が出た。
顔が赤くただれて、ヒリヒリするし、かゆみはさほどないけれど、
パンパンに腫れて人様にお見せできるようなものではなくなった。
仕事は休めないからマスクで顔を隠していたけれど、
隠し切れないこの赤ら顔。
ご心配おかけしました。
藁にもすがる思いで、沖縄のマース(塩)で愛用しているものを
ぬるま湯に溶かしたもので顔をやさしく洗ってみた。
そしたら、少しずつ赤みが消えてきて、快復に向かっているようです。
マースに救われた。ぬちまーす。
そのマースを生む沖縄の海が、土砂で埋め立てられようとしている。
とても悲しい。
顔のかぶれはいつかは治る。
でも、海は一度埋め立ててしまったら、元には戻らない。
そこに生きる生き物は?
人間の罪はどこまでも深い。
今回思ったことは、すぐに治るとか、すぐに効くものは
あまり身体にはよくないのかもしれないということ。
時間がかかっても、身体はちゃんと元に戻ろうとするから、
じっくり身体の声を聞いて耐えることも大事だということ。
みなさん、身体を大切にしてくださいね。
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