2018/12/15

まーす




夏に漆を扱ってから出てしまったかぶれが、ずっと出たり引っ込んだりと

顔から首にかけての皮膚に悩ませられていました。


個展も終わったし、出すもの出したれ~と思って、皮膚科で処方された

薬を放棄していたら、どどーーーーんと瞑眩(めんげん)が出た。

顔が赤くただれて、ヒリヒリするし、かゆみはさほどないけれど、

パンパンに腫れて人様にお見せできるようなものではなくなった。

仕事は休めないからマスクで顔を隠していたけれど、

隠し切れないこの赤ら顔。

ご心配おかけしました。


藁にもすがる思いで、沖縄のマース(塩)で愛用しているものを

ぬるま湯に溶かしたもので顔をやさしく洗ってみた。

そしたら、少しずつ赤みが消えてきて、快復に向かっているようです。


マースに救われた。ぬちまーす。


そのマースを生む沖縄の海が、土砂で埋め立てられようとしている。

とても悲しい。

顔のかぶれはいつかは治る。

でも、海は一度埋め立ててしまったら、元には戻らない。

そこに生きる生き物は?


人間の罪はどこまでも深い。



今回思ったことは、すぐに治るとか、すぐに効くものは

あまり身体にはよくないのかもしれないということ。

時間がかかっても、身体はちゃんと元に戻ろうとするから、

じっくり身体の声を聞いて耐えることも大事だということ。


みなさん、身体を大切にしてくださいね。







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