以前沖縄へ帰った時のことですが、
「
佐喜眞美術館」へ行ってきました。
佐喜眞美術館は、米軍普天間基地の一部を、何年もかけて交渉して
返還させた土地に建っています。
まるで、基地にクサビを打っているように見えます。
丸木位里 丸木俊 の「沖縄戦の図」を中心に、企画展示がされています。
建物の外階段を上って屋上に上がると、まず、6段の階段があり、
その先に23段の階段があります。
階段の先の穴は「沖縄慰霊の日」6月23日の日没の太陽の光が
差し込むように設計されています。
屋上から普天間基地を見ることができます。
この緑滴るような樹々も、普天間基地の中のものです。
この真ん中の道は、かつて尚王が首里から普天間宮へ詣でる時に通っていた道です。
道の脇には琉球松が生繁っていたということです。
それもいまだに米軍の基地の中!
こんなに豊かな緑が
戦のための基地の中に。
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