東京国立博物館で開催中の
「聖徳太子と法隆寺」展に行ってきました。
聖徳太子1400年遠忌記念の特別展です。
事前予約制での入場だったので、混雑もなくゆっくりと鑑賞出来ました。
以前はふらっと行きたい時に、思い立った時に訪れることが出来た、
というメリットもありますが、混雑には辟易していたし、
作品の前で「うちの旦那がさ~」と全く関係のない話をしている人が
いなくなっているだろうという快適さもあります。(他所で話して頂戴な)
聖徳太子は仏教を日本に積極的に受け入れたり、冠位十二階や、
「和を以って貴しとなす」で知られる憲法十七条などの制定をしました。
そして、法隆寺も聖徳太子が創建したと伝えられています。
それらゆかりの品々がたっぷり展示されていて、じっくり見ていたら
鑑賞時間限度の90分を少し越えてしまいました。
法隆寺外では27年ぶりに公開された「聖徳太子と侍者像」など
国宝が盛沢山です。
やっぱり、仏像が素晴らしかったな~。
飛鳥時代の「薬師如来坐像」や「日光・月光菩薩立像」も
美しく、気品があって、見つめていると心がどんどん静かになっていきました。
昔も今の世も、人々の心はそんなに変わらなくて、
色々な現象に心がざわつき、不安にさいなまれたりして、
そんな時に祈りを捧げる対象として仏像が作られたのでしょう。
このような時代だからこそ、心静かに祈る時が必要なのでしょう。
ひゃっご勘弁を!と ぶつぞう言われると ハハ
返信削除やっぱり高貴な精神を具現化しちょるけぇかっちょええんじゃろぉのぅ
現代の為政者どもにじっくり見せてやりたぇもんちゃ
その感性なぇかぁぁぁぁ
きゃっ。だじゃれを言ってるのはだれじゃー。
削除形を超えて響いてくる魂のようなものが仏像にはあって、
それを受け止める心が為政者にあるじゃろうか?
あったらこの世はもっと・・・ね。