味噌の仕込みをしました。
毎回お世話になっている横浜の小泉麹屋さんに、大豆と麹を送ってもらい
大豆を一晩水に浸けたあと、茹でていきます。
月に一度の奏の会句会。
今回は沖縄県立博物館・美術館で開催中の
「芭蕉布展」へ出かけました。
喜如嘉の芭蕉布保存会50周年記念の展覧会です。
2022年に亡くなられた平良敏子さんが生涯をかけて芭蕉布の復興に
尽力した軌跡も見られます。
こちらは神官が纏っていた芭蕉布。
繊細な糸で織られています。
染められた芭蕉の糸で織られています。
おしゃれ~。
琉球王朝時代の位の高い役人から庶民まで、身につけられていた芭蕉布。
今では来ている人は見かけませんが、沖縄の気候にはピッタリの
織物だそうです。
織物の先生が、不思議と重ね着しても涼しく感じるとおっしゃっていました。
こちらは胴に芭蕉の渋汁を塗った和紙を重ねたものを張った三線です。
蛇皮は輸入品で高価だったため、戦前まではこの渋紙張りが代用品で
使われていたようです。
どんな音色かしら。
平良敏子さんが詠んだ琉歌が展示されていました。
(毎日の荢績みは
自分の年も忘れてるほど
荢績みをたくさんして
布にしましょう)
海は見るもの(ウチナーンチュ)
そんな時に友人たちが相次いで来沖してくれて、「海に行きたい!」との
リクエストがあったので、里前にお願いしてみんなして連れて行ってもらいました。
まずは高知の友人夫妻。
先日の高知個展でもたくさんお世話になりました。
沖縄初上陸の二人をご案内~♪
シュノーケリングする妻を見守る夫君。
琉球料理伝承人の饒平名千明さんによる講習会。
今回は琉球菓子の「花ぼうる」と
昔ながらのおやつ「ンムクジ(芋くず)アンダーギー」
花ぼうるの「ぼうる」は「ボーロ」のことで、子供の頃たまごボーロって
食べましたよね?あのボーロをおもてなしのお菓子として飾り切りをして
作られたもの。江戸時代に薩摩の役人に暑気見舞いとして贈られたとの
記録があります。
飾り切りの見本をしていだだきます。
高知個展を終えて道草をして帰りました。
高知から高速バスで神戸三宮へ。
夜に到着したのでそこで一泊。
翌日は京都にいる友人に会いに行きました。
待ち合わせの17時まで久しぶりの京都を歩き回りました。
歩いている時にふと通りかかったここ。
「酢屋」
幕末、坂本龍馬率いる海援隊が日夜色々な案を練り、
船中八策をまとめたり、大政奉還の建白書を書いたりした場所。
「酢屋」と言ってもお酢を作ったり売ったりするお店ではなく、
享保6年から焼く300年続く材木商です。