「ほろびゆく物が最後に見せる錆の美。
その美しさに魅せられた作家が
自ら育てた錆をもちいて創る世界
『ほろびゆく刻の破片』をお楽しみください」
「錆を操る人」 ~綾部和夫の仕事~
鎌倉由比ヶ浜のギャラリー「
招山 由比ヶ浜」 で23日(土)まで開催中です。
近所の水餃子屋さんで美味しい水餃子をいただいている時に、たまたま
隣に居合わせたお客様からご紹介いただいた個展を見に、水餃子屋さんの
女将さんと一緒に行ってきました。
「お手に取ってご覧ください」と言われて手に取った上の写真の中央の作品。
鉄ですよね?
手に取った途端に「あうぇお!?」と声を上げてしまいました。
軽いんですもの。
見た目の重さと全く違ったので、びっくりしました。
実は紙で出来ていて、錆を塗り重ねて作られている花器なのです。
後ろに壁掛け用の金具が付けられていて、直接水は入れられないの
ですけれど、中に落とし(水を入れる容器:ガラス瓶や空き缶など何でも
よい)を入れて花を生けて、壁にも掛けられます。
錆。サビ、さび。
朽ちていくものに惹かれる私としては、とても興味深く、感じ入るものがありました。
面白いものを手に入れたので、そちらは後日記事にします。
とにかく、素敵な空間でしたので、お時間がありましたら、是非足を運んで
みてください。
綾部さんもいらして、色々お話しさせてもらいましたが、面白く、癖のあり、
でも謙虚で目がきれいな人でした。
近くには海~。
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