湯呑の中に、シーサーがいるよ。
沖縄に帰った時にいただいた湯呑ですが、こちらは面白い仕掛けが
施されたものなのです。
シーサーは湯呑と一体化して、こんな風に顔をのぞかせています。
そして、底にはこんなふうに穴が開いています。
穴が開いていてこぼれないんかい!?
と、思われるかもしれませんが、これには仕掛けがあって、
湯呑の八分目までなら、液体をいれてもこぼれないのです。
ただ、八分目を超えてしまうと、底の穴から全ての液体がこぼれて
無くなってしまうのです。
不思議~。
これは、石垣島の
米子焼工房の器で、「教訓茶碗」と呼ばれている
器です。
「欲張りすぎると 全てを失ってしまいますよ」
腹八分に納めなさい、という教訓を伝えているのですね。
それにしてもスリル満点~。
下手すると、ちゃぶ台が水浸しになってしまう。
もともとは、石垣島の宮良殿内という琉球王朝時代の家に
舶来ものとして伝わっていた盃だったそうで、それを
再現して作られたものだそうです。
お酒も八分目に…てことかしら?
面白い器をくださって、ありがとうございます!
陶芸教室に持って行きますので、一緒に仕掛けを
考えてみましょうね~。
三人寄れば文殊の知恵じゃ
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