少し前のことですが、沖縄へ帰った時に訪ねた
名嘉睦稔さんの美術館 「ボクネン美術館」のことを
記しますね。
北谷町にある美術館まで、バスでトコトコ出かけました。
アカガーラ(赤瓦)のなんだか不思議な建物は、睦稔さんが
設計したそうです。ガウディを彷彿させます。
建物の周りには、沖縄の木々がたくさん植えられていて、
100年後には森になっているイメージなのですって。
見てみたいなぁ。生きていたら妖怪ですね。
今回の展示は「文様の祈り」~未来へのまじない~
というテーマでした。
館内は撮影OKでした。
平日の、開館後すぐだったので、私以外はだーれも訪れる人は
おらず、ゆっくりと楽しませてもらいました。
睦稔さんの描く女性たちが大好きです。
赤や黄色などで彩色された女性たちは見たことがありましたが、
今回、黒一色の版画もあり、また違う雰囲気で素敵でした。
版木も展示されていました。こちらが、
こう仕上がる。
月桃紙という和紙を使われていて、刷った後に裏側から
彩色する「裏手彩色」という技法で描かれているそうです。
この螺旋階段を上ると屋上に出られて、ビーチを眺めたりできます。
サンセットビーチ
最後までだーれも訪れず、絵の前の椅子に座って
ぼーーっと眺め、絵から流れてくるような音を聴いていました。
また訪れよっと。
富士山の版画もあったよ。
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