2019/10/23
こくりつ
またもや関係ない写真ですがお許しください。
今回は、国立能楽堂での能鑑賞でした。
「国立」の劇場は、東京と大阪と沖縄にしかないのですよ。
沖縄は芸能の島ですね。
いつか沖縄の国立劇場で「組踊」を観てみたいと思っています。
さて、能のお話にもどします。
今回の演目は
能 「井筒」
狂言 「磁石」
能 「雷電」
能と能の間に狂言が演じられるのですが、一番目の能と狂言が
終わるまで、休憩はありません。時間にして約2時間!
道に迷ったため、開演時間ギリギリに飛び込んだ私はトイレに行く時間が無く、
休憩まで大丈夫だろうかと思っていたけれどなんとかもちました。
休憩時間15分のアナウンスがあったと同時にトイレへ向かおうと思ったら、
同じような女性たちが脱兎の如くトイレへと向かって行きます。
ああああああ!出遅れた
じっと待ちましょう。
そして2番目の演目「雷電」は、女性で能楽師になられた
宮内美樹さんがシテ(主役)を演じます。
シテは面を被っているのですが、後からお話を聞いたらほとんど何も
見えないので、舞台では勘と稽古で繰り返す歩数などで場所を確認している
とのことです。舞台から落ちそうになることもあるらしく、命がけだと
おっしゃっていました。
最初に声を聞いた時、「あれ?女性って聞いていたけれど、男性なのかな?」
と思うくらい声が低く響いていました。
入門する際、声を低くすることが条件で、鍛錬して声を低くされたそうです。
狂言には、野村萬斎さんが出演されました。
身体能力、バランス感覚が素晴らしかったです。
やっぱり狂言って、面白いんだよな~。
「能」のことはまだまだ分からないことだらけ。
でも、今回最後まで眠らずに鑑賞できたことで(昼寝必須)
俄然興味が湧いてきたので、
また機会があったら出掛けようと思います!
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