2020/08/31
2020/08/27
きんぎょ
夏の終わりに、金魚を愛でてきました。
横浜そごうで開催されている
「深堀隆介 金魚愛四季」
金魚絵師として活動している深堀隆介氏の展覧会です。
透明樹脂にアクリル絵の具で金魚を描いたものや、キャンバス、はたまた
道端で拾った缶コーヒーの缶に描いたものなどが展示されていました。
写真撮影が可能な作品があったので撮ってきました。
升に泳ぐ金魚。
初期の作品はまだ平面的でしたが、最近のものは立体的になって、
より本物の金魚のように見えます。
水面に向かう金魚を描く技術も獲得されています。
樹脂の質も良いものに変えたり、絵の具も変えたりと、試行錯誤をされたようです。
夏の終わりとはいえ、まだまだ暑い日が続いています。
場内には水の流れる音がしていて、しばし涼を感じてきました。
30日(日)まで開催中!
2020/08/21
ゆめのよる
個展のお知らせです。
南国土佐で、9月に個展をさせていただきます。
色々なことがありますが、何よりも店主のしまさんが楽しみにしていてくれる
ことで背中を押されました。ありがたし。
個展会場となる「よるめし はらいそ」は、
高知の食材を使った美味しい料理と地酒がいただける、
とっても雰囲気のいいお店です。
近くにはひろめ市場や餃子の屋台などもあり、呑兵衛の聖地です。
夢のような夜をともに過ごしましょう!
♪ 土佐の~高知の はりまや橋で~ ♪
「夢ノヨル」
場所:よるめし はらいそ
〒780-0842 高知市追手筋1-9-6
電話 088-824-5900
日時:2020年9月22日(火)~27日(日)
14:00~閉店時間迄
※ お酒とお食事のご提供は17:00~です。
器の展示を見るだけでも大歓迎です!
2020/08/20
すみいれ
お茶会用の茶碗として制作していた茶碗が焼きあがりました!
2種類。
そう、この秋頃に2回のお茶会が予定されていて、
そのためにとご注文をいただき制作したのですが、お茶会は中止となりました。
それでも、腐るモノでもないですし、また別の機会に使っていただけるとのことで
最後の仕上げをします。
陶器には、「貫入(かんにゅう)」と呼ばれる釉薬に入るヒビがあります。
これは割れているのではなくて、土と釉薬の収縮率の違いによって出来る
模様のようなものです。
その貫入に墨汁を入れて、古びたような雰囲気を出します。
素手で触ってしまうと手の油が移ってしまい、その部分に墨が入らなく
なってしまうので、手袋をして器を扱います。
テカテカした黒い釉薬のようですが、墨です。
これを洗い流すと、貫入に墨が入った模様が出てきます。
右が墨入れした茶碗、左は入れる前。
内側も。
私は入れない方も好きですが、お好みですね。
ご注文には出来るだけお応えします!
2020/08/16
あぜがまる
今回は、西丹沢の畦ヶ丸山(標高 1292メートル)登山。
暑い、とにかく暑かった。
夏の登山は水分をいくら摂取しても、すぐに汗として排出してしまう。
なので、今回の山は途中トイレがなかったのにも関わらず、
トイレを我慢できた~。(尾籠な話でゴメンナサイ)
登山口からしばらくの間、こうした丹沢らしい沢沿いを歩いたり
こんな橋を渡ったりしながら進みます。沢沿いの空気は涼しかったです。
こういう橋が所々あるのですが、グラグラして怖ーい。
低い所はまだ良いのですが、割と高所を渡る所もあって、
えい、ままよ!という気持ちで一気に渡ります。
畦ヶ丸山は、展望が開けているところがほとんどなく、樹々の間を
ひたすら登って行きます。
その分、本当に深い森の中を歩いているようで、樹々のエナジーを濃く感じます。
頂上ではおにぎりとキノコのお味噌汁。
おにぎりはラップではなくアルミホイルで包んだ方が美味しい。
竹の皮なんかが一番いいのでしょうけどね。
お味噌汁の塩分サイコー!!
さぁ、登ったからには下りなくてはなりません。
なぜ山登りなんてするの?苦しい思いまでして、と聞かれますが
ひたすら足を一歩一歩前に出して進んでいくと、
鳥のような目線になって、大きな山にへばりつくようにしている
小さな小さな自分が見えてきて、山が包み込んでくれているような、
大きな広い広い気持ちになるのです。それが気持ちがいいのかな。
しんどくて、も~ヤダ!
と思うけれど、また登りたくなるのですよね。
昨年の台風19号の影響がまだ残っていて、帰りの道は迂回路の部分があり、
ロープを伝って降りたり、橋の無い川をジャブジャブ渡ったりまさに冒険。
川を渡る時、持って行ったビーチサンダルに履き替えて渡ったら、片方流されて
しまいました。自分が流されなくてよかったわ。
下りの道は、細い崖の道をずっと歩いていたので、いつ足を踏み外して
崖を転がり落ちてしまうかと緊張し続けていました。
「好事魔多し、好事魔多し」
と、つぶやき続けていましたよ。
各地で熊が出没しているということで、熊除けの鈴をリンリン鳴らしつつ
行きましたが、熊とバッタリ出会うこともなく、無事に下山できました。
今日は筋肉痛!
2020/08/08
うがい
お家で使っている醤油は、「パルシステム」で販売している
コア・フードの天然醸造醤油。
醤油の醸造工程は、JASの規格によって、
本醸造方式、混合醸造方式、混合方式の3種類に分類されています。
ざっくり説明すると
① 本醸造方式は昔ながらの製法で、大豆と小麦を合わせて種麹を作り、
更に発酵させて「諸味(もろみ)」を作り、微生物による発酵、熟成を行い、
仕込んでから1年以上かけて熟成させて作ります。
② 混合醸造方式は、「諸味」にアミノ酸液、酵素分解調味液、
発酵分解調味液などを加えて化学的な方法で短期間で熟成させる製法。
③ 混合方式は本醸造醤油または混合本醸造醤油にアミノ酸液、酵素分解調味料、
発酵分解調味液などを加えて混ぜたもの。
微生物による発酵・熟成は行われません。
先日、醤油に関する健康効果の記事を教えてもらって読んだところ、
醤油が血圧を下げたり、糖尿病やガンを予防したり、殺菌効果があったり、
美容にもかかわる抗酸化作用も赤ワインの10倍あったりするんですって。
そして、インフルエンザウィルスに対する効果の研究結果も書いてありました。
赤ワインよりもポリフェノールがある!?
そしたら赤ワインの代わりに醤油を飲もうかしらん。
塩分のことを気にされる人もいると思いますが、赤ワインのように
ガブガブ飲んだら問題ですが、適量だったら大丈夫。
味噌や醤油や漬物の塩分を気にする前に、インスタントラーメンや
化学調味料の塩分を気にした方が良いのです。
ただ、最初に醤油の製造方法を紹介したのですが、②や③の醤油では
あまり意味がないのです。
微生物によって発酵・熟成されたものでないとその効果はありません。
先日、大阪府知事がうがい薬でうがいすることの効果を言っていましたが、
それよりも本醸造の醤油でうがいした方が安全安心で効果ありそう!
ま、うがいしてペッと吐き出すのも勿体ないので美味しくいただきましょう。
2020/08/04
りょう
ギャラリーもずっと休業していましたが、少しづつ展覧会を始めるように
なってきていて、ご案内いただいた展覧会に行ってきました。
ずっとその作品に感銘を受けて、毎回その作品の佇まいとか美しさとか
沢山のことを伝えていただいてる、
金工作家の光本岳士さんの作品を今回も拝見してきました。
こちらは蚊遣り。緑青の青を出すことの苦労を伺いました。
今年は長雨で日光が不足して、大変だったそうです。
美しい音がする花器。
いつか家に連れて帰りたいなぁと思います。
「涼のしつらえ」展ということで、とても暑い太陽の日差しがカリッカリと
照らしていた外から会場に入ったら、とても涼しげに感じました!
それは、すごいことだな~って思いました。
作品が持つ力を想います。
どのような状況になっても、作り手は作り続けていたというお話を伺ったり、
たわいもないお話をしたり、本当に会場に行って作品を見ることが出来るのは幸いです。
気を付けて、でも恐れ過ぎずに。
今週の土曜日までの展覧会です!
ACギャラリー
~8月8日(土) a.m 11:30~p.m 6:30 (最終日 p.m 5:00迄)
2020/08/03
ちむ
「幸せ物質」とよばれるセロトニンのほとんどは、腸内で作られます。
人体には約10mgのセロトニンが存在するといわれていますが、
そのうち約90%が腸の粘膜、残りの8%が血液中にあり、脳内には2%程度
しかないということです。
「幸せ」って、「脳」ではなく、「腸」で感じていたの!?
「腸は第二の脳」とよばれることがあります。
脳には約1000億個の神経細胞があるのですが、腸にも1億個の神経細胞が
集まっているのです。
でも、生命の歴史を遡っていくと、先に誕生したのは腸で、脳は腸から分離して
発達した器官なのです。クラゲやイソギンチャクなどの腔腸動物には脳は
ないけれど、腸にある神経細胞の指令によって栄養を取り込んで消化吸収しています。
脳の形って、腸の形と似てませんか?(実物は見たことないけど)
そう考えると、私たちが持つ感情とか、思考って、もしかしたら腸の働きが
大きいのかもしれない、などと思います。
沖縄の言葉「ウチナーグチ」に「肝(チム)」という言葉があります。
「肝ドンドン」 は 「ドキドキする」
「肝ワサワサー」は 「気持ちが落ち着かない」
「肝清さ」 は 「美しい心」
「肝グクル」 は 「真心、心根」
「肝」って、腸のことなのかなーって思うと、とても言い得て妙というか、
昔の人は科学的に証明される以前から、感覚的に分かっていたのだと思うと
畏敬の念を覚えます。
「心」という目に見えないもの、臓器としては無いものだけど、
「魂」ということと併せて「肝」を言葉に表した感覚にとても感じ入ります。
「同じ釜の飯を食べた仲」
って言うではないですか。
人は食べ物に付着している細菌を接種したり、食べたものの栄養分を分解して、
腸内の細菌に働きかけている。
それが腸で繁殖して善玉菌悪玉菌などのバランスを拮抗しているのですが、
同じ食べ物を食べているということは、細菌も似ているということであって、
そうしたら感じること、考えることが似てくるってことで、
何か連帯感のようなものを覚えるのは有り得ることなのですね。
腸ってチョ~奥深い!!
だから、頭で考え過ぎないで、腸で感じてみませんか?
って言うことなのです。
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