旅先の駅や空港にある本屋さんを、出発まで時間がある時にふらりと
訪れるのが好き。
流通が発達して、今や全国どこの本屋さんでも変わらぬ品揃えだったり、
インターネットでなんでも自宅に届く時代になっても、
やっぱり私は本屋さんに行って、本棚をあてもなく眺めたり、
目的の本を探したり、立ち読みしたり(本当はいけません!)するのが好き。
どんなに時代遅れと言われようと、実物を手に取って眺めて触って選ぶことを
諦めることは出来ません。
那覇空港で、出発までの時間を待つ間、本屋さんでいつものように
ぷらぷらと棚を眺めていると、この本が目に入りました。
那覇空港の本屋さんも、沖縄の言葉や文化に関する本がまとめて置いてある
コーナーがあって、毎回購入するわけではありませんが、気になる本を
買うことがあります。
「にちにいまし」
ウチナーグチで「似ているけれど、さらによい」
大和グチでは「似て非なるもの」という言葉がありますが、
それとはまた違う、受け止めて肯定して、独自のものにしていく
沖縄の文化を表している言葉と、作者の山本彩香さんは言っています。
黄金言葉(くがにくとぅば)と言われることわざや、辻で育った自身の
生い立ちも混ぜつつ、日々の食べ物、料理すること、土地の恵みを豊かに
受けることの大切さが、美しい写真とともに紹介されています。
私の知らない沖縄の深い深い想い。
でもそれは、沖縄だけではなくて、人々がこの日々を大切に生きるための
レシピであるような気がします。
毎日を丁寧に生きる。
なかなか簡単には出来ないけれど、まずは明日の朝、
お味噌汁の出汁をとりましょうね~。
食べてみたいな♪
だぇぶ前に栄商店街の食堂の外メヌにドゥルワカシーなるもん見て、なんだべ?と
返信削除そん時は食事時じゃなかったけぇ謎のまま
後日、牧志市場近の食堂の定食で
へぇー!
削除食堂のメヌにあるんだね。
安里の「うりずん」にはあるって聞いて、今度行ってみたいな~って
思っていたんだ。
どんな味なんじゃろう?