2021/02/16

にちにいまし


 




旅先の駅や空港にある本屋さんを、出発まで時間がある時にふらりと

訪れるのが好き。

流通が発達して、今や全国どこの本屋さんでも変わらぬ品揃えだったり、

インターネットでなんでも自宅に届く時代になっても、

やっぱり私は本屋さんに行って、本棚をあてもなく眺めたり、

目的の本を探したり、立ち読みしたり(本当はいけません!)するのが好き。



どんなに時代遅れと言われようと、実物を手に取って眺めて触って選ぶことを

諦めることは出来ません。



那覇空港で、出発までの時間を待つ間、本屋さんでいつものように

ぷらぷらと棚を眺めていると、この本が目に入りました。

那覇空港の本屋さんも、沖縄の言葉や文化に関する本がまとめて置いてある

コーナーがあって、毎回購入するわけではありませんが、気になる本を

買うことがあります。



「にちにいまし」


ウチナーグチで「似ているけれど、さらによい」


大和グチでは「似て非なるもの」という言葉がありますが、

それとはまた違う、受け止めて肯定して、独自のものにしていく

沖縄の文化を表している言葉と、作者の山本彩香さんは言っています。


黄金言葉(くがにくとぅば)と言われることわざや、辻で育った自身の

生い立ちも混ぜつつ、日々の食べ物、料理すること、土地の恵みを豊かに

受けることの大切さが、美しい写真とともに紹介されています。



私の知らない沖縄の深い深い想い。


でもそれは、沖縄だけではなくて、人々がこの日々を大切に生きるための

レシピであるような気がします。


毎日を丁寧に生きる。



なかなか簡単には出来ないけれど、まずは明日の朝、

お味噌汁の出汁をとりましょうね~。























「どぅるわかしー」

食べてみたいな♪







2 件のコメント:

  1. だぇぶ前に栄商店街の食堂の外メヌにドゥルワカシーなるもん見て、なんだべ?と
    そん時は食事時じゃなかったけぇ謎のまま
    後日、牧志市場近の食堂の定食で

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    1. へぇー!
      食堂のメヌにあるんだね。
      安里の「うりずん」にはあるって聞いて、今度行ってみたいな~って
      思っていたんだ。
      どんな味なんじゃろう?

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