象嵌が好き。
生地に線を彫ったり、印花を押してできた溝に化粧土を埋めて
削りだす技法。
三島手も象嵌の一つで、私はあまりハッキリと模様を出すよりも
ぼんやりしている方が好きなので、化粧度をあまり落とさない。
初窯のための器には、「左馬」を彫ります。
「馬」という字を反転させた字を彫るのですが、
焼物の世界では、初めて築いた窯を初めて焼成する時に焼くという
風習があるということで、電気窯ですが初めての窯焚きのために
作っております。
所説あるらしいですが、「うま」を逆から読むと「まう」となって
「舞う」に通じることからおめでたい席での舞にあやかり
福を招く、縁起がよいということに繋がるということや、
将棋の駒にも使われたりすることから技芸の向上を願う意味もあるらしいです。
3種類の土を使って焼いてみます。
出来上がりが楽しみ~
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