こちらのフライパンは、もう十年以上前から育てている鉄器。
たしか、友人の結婚式の引き出物で、カタログギフトの中から選んだもの。
餃子を焼いたり、炒めたり、重いのだけれど重宝しています。
岩手県の鋳物だったと思う…
やはり伝統工芸品が好き。
成長を見守っていましたが、先日とうとう繭になったー!
まだ、完全に繭になっていないお蚕さんも、見えますでしょう。
先生がずっと、桑の葉を与えたり、温度管理をなさっていて、
無事にここまできたということです。
この後の糸紡ぎを体験させていただけるとのこと。
なんとありがたい!
こんなにびっしりと繭のタワーができています。
1000頭育てられたそうです。
命をいただいて(食べるわけではない)、美しい糸、そして布地になって
身に纏えるようになるのですね。ありがたい。
先生は感謝の気持ちを込めて「お蚕さん」と呼びます。
身に纏えるようなものをまだ織れるはずがないのですが、
憧れますね〜。
いつの日か…(遠い目)
沖縄では今、モズクの旬です!
その採れたてモズクが、湯通しするときれいな緑色になること、
知ってました?
新鮮な、採れたてのモズクが手に入るなんともありがたい状況で、
里が以前から、採れたてのモズクをお味噌汁に入れると緑色になる、
と言っていて、なかなかその状況に出会うことがなかったのですが、
沖縄に移住して約一年、モズクの旬に居られることで、やっと
その時がやってきました。
その日採れたばかりのモズクを、さっと湯通しします。
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左が生のまま湯通ししたもの、右が冷凍したものを湯通ししたもの。
やはり緑になりましたが、多少鮮やかさに違いがあるかな?
冷凍したものも、生のものも、天ぷらにすると
もとの黒茶のモズク色になります。高温だからかな?
などと色々実験してみました。
沖縄県外にいる時は、緑のモズクに出会えることはなかったので、
皆さんにもこの緑のモズクを知っていただきたく書いてみました。
沖縄にイメンセービリ〜
里がお休みの日に、まだまだ心配な車の運転の練習に付き合ってもらい、
その流れで勝連城跡まで運転し、2年前くらいに出来た
歴史文化施設を訪れました。
ちょうど、パフォーマンスが始まるとのことで見学させてもらうと、
勝連城に居城していた阿麻和利(あまわり)の物語を、
地元の中高生がセリフ回しと踊りで表現したものでした。
現代版組踊「肝高の阿麻和利」として先輩たちから受け継いで、
もう20年、海外などでも公演を開いているそうです。
この施設での演技は一部ですが、みんな生き生きして演じていて、
見ている方も心躍るようでした。
8月に東京公演が行われるようなので、お時間があるかたは
足を運んでみては?
「肝高の阿麻和利」