2023/05/30

いもの

 






こちらのフライパンは、もう十年以上前から育てている鉄器。


たしか、友人の結婚式の引き出物で、カタログギフトの中から選んだもの。



餃子を焼いたり、炒めたり、重いのだけれど重宝しています。


岩手県の鋳物だったと思う…


やはり伝統工芸品が好き。




















豚肉と玉ねぎ炒めるだけの料理ですが、玉ねぎがここまでしんなりするまで

じっくり炒めると、旨味でまくりで美味しい







2023/05/28

ほうちょう

 


















友人から、とても可愛い包丁をいただいた。

フグの包丁~!


可愛い見た目とは裏腹に、600年の歴史を持つ

「堺打ち刃物」という伝統工芸品

池田鍛錬所 で制作されたものです。





















切れ味も良い!

ぬか漬けのきゅうりを切りました。

ずっしりした重みが手にしっかりと意識を持たせます。

大事に使わせていただこーー

ありがとう💕


2023/05/25

きゅうす

 



















織物ばかりやっているのではありません。

焼物もコツコツ



久しぶりに急須を作っています。

引越しの時に盛大に手放してしまったので、急須も無かったのです。


でも、買うのもシャクだなー

作ったろ


でも、なかなか手間がかかりますね。

パーツをそれぞれ作ってくっつけていく。


今回は三島での急須にしようなんて思ったものだから

またもう一手間。

でも、楽しいです。




















急須職人には遠く及ばないけど、茶こしをなるべく細かくしたくて。


美味しいお茶を飲みたいな。



2023/05/23

いと

 






先日のお蚕さんから糸を紡がせていただきました。


右端の糸が私が紡いだものです。

あのお蚕さんからこんなに美しく強い糸が生まれるって、

昔の人はどうして分かったの?



上の写真は上州座繰り機という機械(木製)で紡いだもの。

上州というからにはやはり養蚕の中心地は群馬なのですね。


この写真は「ずり出し」という、指で言葉通り糸をずりずりと

紡いでいったもの。


先生曰わく、空気を孕んで柔らかくなると。

機械は速く出来、手は遅くともやはらかく。















どちらもあってどちらもいい


雲のごと


ふわふわ〜



2023/05/20

かいこ

 






織物を習っている先生がお蚕さんを育てられていて、

成長を見守っていましたが、先日とうとう繭になったー!


まだ、完全に繭になっていないお蚕さんも、見えますでしょう。


先生がずっと、桑の葉を与えたり、温度管理をなさっていて、

無事にここまできたということです。


この後の糸紡ぎを体験させていただけるとのこと。

なんとありがたい!

















こんなにびっしりと繭のタワーができています。

1000頭育てられたそうです。



命をいただいて(食べるわけではない)、美しい糸、そして布地になって

身に纏えるようになるのですね。ありがたい。

先生は感謝の気持ちを込めて「お蚕さん」と呼びます。


身に纏えるようなものをまだ織れるはずがないのですが、

憧れますね〜。

いつの日か…(遠い目)




2023/05/18

もずく

 





沖縄では今、モズクの旬です!



その採れたてモズクが、湯通しするときれいな緑色になること、

知ってました?



新鮮な、採れたてのモズクが手に入るなんともありがたい状況で、

里が以前から、採れたてのモズクをお味噌汁に入れると緑色になる、

と言っていて、なかなかその状況に出会うことがなかったのですが、

沖縄に移住して約一年、モズクの旬に居られることで、やっと

その時がやってきました。



その日採れたばかりのモズクを、さっと湯通しします。




















すると、こんな綺麗なグリーン!


冒頭の写真は、左が生の採れたてモズク。

右が採れたてモズクをサッと湯通ししたもの。

食感は、前者がコリっとした歯応えがありヌメリもある。

後者は歯応えは多少コリッとした感じではなくなるけれど、

ヌメリが増してフコイダンを感じます。

どうも、加熱するとフコイダンは食材から溶け出し、

身体に吸収されやすいとのこと。

お味噌汁やスープ、炊き込みご飯などにすると更に良さそうですね。




ただ、生のモズクは日持ちがしないので、冷凍保存か、

塩漬けにします。


塩漬けしたモズクは、日持ちはしますが、湯通ししても緑にはなりません。





それで、生のモズクを冷凍したものを解凍して湯通ししてみました。













左が生のまま湯通ししたもの、右が冷凍したものを湯通ししたもの。

やはり緑になりましたが、多少鮮やかさに違いがあるかな?


冷凍したものも、生のものも、天ぷらにすると

もとの黒茶のモズク色になります。高温だからかな?



などと色々実験してみました。


沖縄県外にいる時は、緑のモズクに出会えることはなかったので、

皆さんにもこの緑のモズクを知っていただきたく書いてみました。


沖縄にイメンセービリ〜



2023/05/16

やきあがり

 













2月に句会のみなさんが陶芸体験をしてくださった

作品が焼き上がりました!




それぞれ、釉薬を選んでいただいて本焼しました。


冒頭の写真はお湯呑みと、じょもにゃん

色白のじょもにゃんになりました。

























小ぶりのフリーカップと箸置き

ヤールー(ヤモリ🦎)の印花が映えています!









足つきの豆鉢。入子になります。

作者に似て可愛らしい仕上がりです!

























ルリ釉の色と合っている小鉢。

早速今晩使おう!

と、おっしゃっていました。



皆さん喜んでくださって、こちらも嬉しくなります。

また作陶したい、とのこと。


いつでもお待ちしております♪


2023/05/06

あまわり

 




















里がお休みの日に、まだまだ心配な車の運転の練習に付き合ってもらい、

その流れで勝連城跡まで運転し、2年前くらいに出来た

歴史文化施設を訪れました。


ちょうど、パフォーマンスが始まるとのことで見学させてもらうと、

勝連城に居城していた阿麻和利(あまわり)の物語を、

地元の中高生がセリフ回しと踊りで表現したものでした。

現代版組踊「肝高の阿麻和利」として先輩たちから受け継いで、

もう20年、海外などでも公演を開いているそうです。



この施設での演技は一部ですが、みんな生き生きして演じていて、

見ている方も心躍るようでした。


8月に東京公演が行われるようなので、お時間があるかたは

足を運んでみては?


肝高の阿麻和利