2018/09/10
こうげい
東銀座で3日間に渡って行われていた
「沖縄の工芸展」へ行ってきました。
やちむん、染織、ガラス、漆器、三線の分野の代表が沖縄から
来てくれていました。
壺屋焼の窯元、「育陶園」の忠さんと啓子さんが沖縄から来られると
いうことで、会いに行くという目的もありました。
実演中。
ず~~っと見ていても飽きないし、勉強になります!
お知り合いの方や、お客様もいらして、その技に見惚れていました。
じ~っと見つめていたら、忠さんが
「これ持っていきなよ!」と上の写真の作品をくださいました。
焼く前の素地なので、沖縄へ持って帰るにはリスクがあるとのことで
(細かい龍の細工が欠けたり割れたりしてしまう)
大事に抱っこして持ち帰り、陶芸教室の窯で焼かせていただくことにしました。
わーーーーーい!!嬉しい!
ウージ染
他の工芸の写真を撮ることができませんでしたが、
喜如嘉の芭蕉布、宮古上布、八重山ミンサーなどなど、
素晴らしい作品ばかりでした。
ただ、後継者不足ということが問題になってきているということで、
この素晴らしい技をずっと残して行くにはたくさんの努力と
工夫とお金も必要だなと感じます。
陶芸も、石を投げれば陶芸家に当たる、というくらい焼き物を作っている
人はいますが、昔ながらの陶器の産地では、粘土の減少や人手不足は
深刻なことだといいます。
工芸品の素晴らしさを伝える方法も、考えていくことが大切ですね。
工芸品とは、使われることを念頭において作られる品々。
その先には、使ってくれる人々の笑顔がいつもあると思います。
そして、作り手の心が伝わるモノに、いつでも感動しています。
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