2013/12/20

やちむん





















那覇市の壺屋焼の窯元が並ぶやちむん通りに、
「育陶園」はあります。
こちらの窯元の次世代を担う、高江洲尚平さんとは、
陶芸の学校で同級生でした。
同級生とは言っても歳は私の方がかなり上なので、
学生時代は言葉を交わすことはほとんどなく、柱の陰で
弟を見守る姉のような気持ちでした。(こわいですね…)

卒業して8年あまり、まったく音信不通でしたが、9月の
石嶺食堂での二人展をきっかけに、共通の友人である
「庵地焼」の旗野明日香さんを通じて連絡をさせてもらいました。
尚平さんは、今では2児の父として、そして窯元を継いでいく者
として、逞しく土と向かい合っていました。いい顔してたな~。
尚平さんに工房などを案内してもらって、尚平さんのお父上の
当代(6代目)、高江洲忠さんにも会えました。
工房で働く職人のみなさんの顔が、きらきらして、楽しそうで、
本当に良い職場なのだなと感じました。

写真の唐草模様の飯マカイ。
赤土に白化粧土を掛けて、フリーハンドで模様を掻き落としていく
そうです、職人技!
毎日この飯マカイでご飯をいただいています。
小ぶりですが強くて優しい、用の美しさがあります。
沖縄の土、伝統的な釉薬を使って作られる日々の器たち。

毎日沖縄の風を感じて、ご飯もりもり食べて、私もいい器を
作るぞーー!と、元気をもらっています。
食べ過ぎ注意。


















photo  Sota Nakamura

4 件のコメント:

  1. 二人展の時に、わしだけ貰ぉた忠さんの器    すまんのぅ

    ぶち口当たりが良ぉて、島がすすむすすむ

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    1. うらのやま~。
      島がすすむ酒器を私も作らないとっ。
      私は、ご飯がすすむすすむ…で大変なことに。

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  2. 返信
    1. そうそう、ちょっと省略しているけど、弓田ご飯だよ~。
      いりこが泳いでいるよ。

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