昨日の続き。
陶芸で使う「なめし」。この、一反もめんのようなもの。
仕上げの時に使うこのなめしは、鹿皮を加工して作られています。
なめしはこのように、親指と人差し指の間に山を作る形で持ちます。
そして、成形した器の縁をなめらかに、そして締める意味でなめしをかけます。
なめしの山をしっかり縁に当てて、親指と人差し指でそっと縁を挟みます。
作陶の肝は「力加減」。
これを言葉で伝えるのは至難の業なのですが、それでこそ伝え甲斐のあるというもの。
今回は「絹ごし豆腐を箸でつかむくらいの力加減」
とでも言っておきましょうか。
なめしの持ち方は忘れやすいので、お家にある布の切れ端などで
練習しておきましょう!
ご家族に「何やってるの!?」と不審な目で見られても責任は負いかねます。
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