沖縄に遊びに来てくれた妹と共に、色々と出掛けました。
今までで一番遠くまで、我が運転にて出掛けた「やんばる学びの森」
以前、吟行で出かけた時は森を歩いたのですが、今回は宿泊してみました。
なぜなら、その日のうちに帰ってくる体力(運転力)が危ういと思ったから。
危機管理能力。
道中にある安波ダム。
水位はまだ大丈夫そう。
沖縄に遊びに来てくれた妹と共に、色々と出掛けました。
今までで一番遠くまで、我が運転にて出掛けた「やんばる学びの森」
以前、吟行で出かけた時は森を歩いたのですが、今回は宿泊してみました。
なぜなら、その日のうちに帰ってくる体力(運転力)が危ういと思ったから。
危機管理能力。
道中にある安波ダム。
水位はまだ大丈夫そう。
ほっこり秋のまーさむん
のひな千明先生の琉球料理教室
今回は「ウカライリチー」と「黒糖アガラサー」
「ウカラ」は「おから」、「イリチー」は琉球料理の調理法で、
「炒め煮」という意味です。
「アガラサー」は「蒸す」や「蒸し器」の意味があるそうです。
その他には、「豚マメと山芋のお汁」
千明先生が作ってくれた「黒・白きくらげと黒米のお粥」
「豚マメ」は豚の腎臓で形がマメに似ていることでマメと
呼ばれていますが、なかなかお店で見かけることがありません。
ただ、講座の会場である「うるマルシェ」には時々置いてあります。
この日は講座終了後に早速購入して復習しました。
「黒糖アガラサー」は蒸してふっくら膨らんで割れることを
「笑う」という表現をします。「笑ったら成功」
今月の吟行は、豊見城市にある「おきなわ工芸の杜」に行ってきました!
沖縄の伝統工芸品を紹介し、作り手とそれを使う人を結び付けたり、
工芸品の作り手に場所を提供して支援したり、情報発信をする場所として
設立された施設です。
いくつかの体験ができるので俳句仲間から希望を募って予約しました。
日曜日で、他にイベントとしてマルシェが開催されていたこともあり、
予約が取れない体験もありましたが、藍染の体験は予約が取れたので、
体験する仲間にくっついて見学させてもらいました。
只今公開中の映画「宝島」を観に行ってきました。
以前小説は読んでいましたが、映画化となって気になっていたところ、
海のお仕事が休みになった里前に誘われ出掛けました。
米軍基地に忍び込んで物資を奪い取り、人々に分け与える
”戦果アギヤー”と呼ばれる者たちのリーダー”オン”が、
ある日を境に姿を消してしまった。
その友人”グスク”、オンちゃんの実弟”レイ”、オンちゃんの恋人
”ヤマコ”を中心人物として、戦後の沖縄の辿ってきた道を描く。
この3人は、ずっと”オン”ちゃんの行方を追い続ける。
フィクションではあるけれど、実際に起こった事件
「宮森小学校米軍機墜落事故」、「コザ暴動」、「婦女子暴行」
「轢き逃げ」など米軍が起こしたにも関わらず、日米地位協定によって
守られ、無罪となった米軍人のことなども語られています。
武器を使わずに訴え続けていた沖縄の人々の、怒りと我慢が
爆発したのが「コザ暴動」です。
そのシーンは迫力があり、悲しいでも嬉しいでも怒りでもない、
訳の分からない感情に襲われて涙が出てきましたよ。
その他の重要な人物として”ウタ”という子が登場します。
彼は米軍高官と、沖縄の女性との間に生まれたのですが、
身分を隠して交わった米軍高官は、女性を捨てます。
映画の内容はこれ以上詳しくはここでは語りませんが、
基地のある街ではそうした米軍との間に生まれた子で、
ちゃんと父親として育てるならまだしも、任期が終わったら
妻子を捨ててアメリカに帰った人が多くいます。
生まれた子は、父親も知らず、地域でも差別され、
生きるのにとてもとても苦しかったことでしょう。
むぅ~~~。
理不尽なことが今も変わらずある。
あの時から沖縄は1ミリも改善されていない。
今でも暴行事件はあるし、里前は米軍関係者に車を当てられた時、
基地に逃げ込もうとしているのを追っかけて行って、基地に入る
寸前で止めて、MPと日本の警察を呼んでなんとか補償を勝ち取り
ましたが、沖縄や基地の有る街で、公にならないことが他にも
起こっていることでしょう。
未だに世界では戦争が終わらないし、人間は愚かです。
でも、生きていく。
9月の琉球料理講座は
「ゴーヤーンブシー」
「フチャギ」
「ンブシー」は炒めて出汁で煮て味噌を入れる調理法。
ゴーヤーは身体を冷やす作用があるので、初秋の今頃は(まだ暑いけど)
身体を温める効果のある味噌と合わせるのが良いということです。
薬膳の国際資格も持っている千明先生ならではの説明もためになる!
フチャギは十五夜のお供えもので、米粉で作ったお餅です。
今回は甘くせず、蒸しあがってから茹でた小豆をまぶします。
味噌仕込みました。
やっぱり焼き物の甕で仕込みたくて、石見焼(島根県)吉田窯の甕を
手に入れました。自分で作っても良いのですが、優れた工芸品を
身近に置いて使うのも幸せ。
ずっとお世話になっている小泉麹屋さんの大豆と麹を取り寄せして、
大豆を煮ることから始めます。
北海道産大豆を、じっくりコトコト5時間くらい煮て、指でつぶれるくらい
柔らかくしていきます。
次の織物に取り掛かっています。
しばらくは、織物の基本を身に付けようと最初から最後までを
短い期間で繰り返すために、織には凝らずに平織でランチョンマットなど
さほど長さが必要ないものを織っていきます。
機に経糸をセットするまでがたくさんの工程があって、
覚えられない!
毎回初めて~って脳が反応する。
こんなことしましたっけ?
と先生に聞いたりして。
呆れずに根気強く教えてくださる先生に感謝です。